程武
程 武(てい ぶ、生没年不詳)は、中国三国時代の魏の武将。兗州東郡東阿県の人。父は程昱。弟は程延。子は程克。 事跡『正史』での記述は、父の死後にこれを継いで曹丕に仕えた、とあるのみで、それ以上の記述は無い。 小説『三国志演義』では、夏侯楙の参軍として第92回に登場する。蜀漢の第一次北伐を受け、韓徳を蜀将趙雲に討たれるなど苦戦する夏侯楙に対し、伏兵で趙雲を包囲して生け捕る策を進言する。夏侯楙はこれを容れ、一時は趙雲を生け捕り寸前にまで追い詰める。しかし趙雲の援軍として関興・張苞が現れると、伏兵を率いていた部将の薛則・董禧らは討ち取られてしまい、夏侯楙・程武は大敗して南安へ逃れている。以後、登場しない。 参考文献 |