秋月城 (阿波国)
秋月城(あきづきじょう)は、室町時代の阿波国阿波郡秋月庄、現在の徳島県阿波市土成町秋月にあった日本の城。阿波市指定史跡[1]。 概要建武の新政により小笠原氏(後の三好氏)に代って阿波国守護となって入国した細川和氏・頼春兄弟が、当地の土豪の阿波秋月氏(粟国造の末裔とされる)の受け入りにより築いた守護居館をもとに建武3年(1336年)に築城された[2]。管領となった頼之の弟で阿波細川家の祖となった詮春の代の南朝:正平18年/北朝:貞治2年(1363年)に守護の居城は勝瑞城に移り、その後は秋月氏が居城した[2]。天正7年(1579年)、長宗我部元親によって攻められ落城、廃城となった。 脚注参考文献
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