福清原子力発電所
福清原子力発電所 (中国語: 福清核电站)は中華人民共和国福建省福州市福清市三山鎮にある原子力発電所[1]。 4基の1,089 メガワット (MW) CPR-1000 加圧水型原子炉 (PWR)がある[2] 。 CPR-1000は大亜湾原子力発電所にあるアレバ設計のPWRから中国が開発した改良型PWR設計である[3]。 中国核工業集団 (51%)、中国華電集団 (39%) および福清投資開発 (10%)の共同で建設され、運営されている。 経緯1号機の建設は2008年11月21日に始まり[2]、2014年に完了した。当時の副総理李克強が工事開始の式典に参加した[3]。 2号機の最初のコンクリート打設は2009年6月17日で[4]、 2015年10月に始動した。 3号機の最初のコンクリート打設は2010年12月31日だった。 4号機の建設は2011年に開始予定だったが、福島第一原子力発電所事故後の中国の原子力安全審査に伴い2012年11月まで延期された。 2014年11月に5号機と6号機を華龍一号(CPR-1000の改良)設計とし、5号機を2019年頃に稼働する計画が告知された[5] 。 5号機の最初のコンクリート打設は2015年5月7日であった[6]。5号機は2020年10月に華龍一号で初めての臨界を達成し[7]、その次の月に送電網接続[8]、2021年1月30日に商業運転を開始した[9]。 6号機は2021年12月に臨界を達成し、2022年1月に送電網接続され[10]、2022年3月25日に商業運転を開始した[11]。 その他福清原子力発電所は台湾、澎湖、金門、馬祖などに近く事故があった場合は影響があるとして懸念されている[12][13][14][15][16]。 原子炉福清原子力発電所は6基の運転中の原子炉からなる。
関連項目註
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