福岡県立八幡中央高等学校(ふくおかけんりつやはたちゅうおうこうとうがっこう、英: Fukuoka Prefectural Yahata Chuo High School)は、福岡県北九州市八幡西区元城町[注 1]にある県立高等学校。
概要
- 歴史
- 1916年(大正5年)に開校した八幡町立実科高等女学校を前身としており、2006年(平成18年)に創立90周年を迎えた。
- 学区
- 第三学区(旧第四学区)- 北九州市若松区・八幡西区・八幡東区・遠賀郡・中間市
- ※ただし芸術コースに関しては、福岡県全域から出願できる。
設置課程・学科
象徴
- 校訓
- 「自律・敬愛・創造」- 1986年(昭和61年)に制定。
- 校章
- 1949年(昭和24年)生徒の作品をもとに、当時の美術科教諭が図案化。智(知)を表す「ペン」、逆三角形の帆に形どった「中」(校名、八幡中央の「中」)の文字、「月桂樹の葉」の3つを組み合わせた背景に、「高」の文字(旧字体)を置いている。
- 校歌・応援歌
- 1948年(昭和28年)に制定。作詞は倉野憲司(福岡女子大学学長 文学博士)、作曲は團伊玖磨(オペラ「夕鶴」の作曲者)。 3番まである。校名は歌詞に登場しない。
- また校歌とは別に応援歌(作詞 - 斐信子[注 2]、作曲 - 後藤昌泰[注 2])がある。
- 同窓会
- 「錦綾会」(きんりょうかい)と称する。関東・関西に支部を置く。
特色
- 芸術コース
- 特色あるコースとして、伝統の中に新しい息吹を求め、また、地域からの強い要望と大きな期待に応えるため、1998年度(平成10年度)に併設された。美術・書道の2専攻から成り、福岡県全域から受験することができるので、将来芸術活動を志す中学生にとっては魅力的なコースとなっている。全国規模のコンクールでは幾度も1位になるなど、コンクールの上位常連校として全国的に注目を集めており、新設から8年目の2006年度(平成18年度)には、過年度の生徒が芸術系の最難関である東京藝術大学油画科に合格、2007年度(平成19年度)は油画科に現役生合格、2008年(平成20年度)は工芸科に過年度生合格と3年連続合格者を出している。
沿革
学校行事
3学期制
1学期
2学期
- 9月 - 体育大会
- 10月- 修学旅行(芸術コース)
3学期
部活動
体育部
文化部
著名な出身者
アクセス
最寄りの鉄道駅
- JR鹿児島本線 「八幡駅」
- 駅から学校は比較的距離が離れているため、多くの生徒が八幡駅で路線バスに乗り換えて通学する。
最寄りのバス停
- 西鉄バス北九州
- 「龍潜寺」バス停より徒歩3分
- 「花尾町」バス停より徒歩3分
- 「祇園3丁目」バス停より徒歩10分
周辺
脚注
注釈
- ^ 八幡西区と八幡東区の境界に位置する。
- ^ a b 1962年(昭和37年)卒業生
関連項目
外部リンク
- ^ 昔ばなし――松浦隆一七段