福厳寺 (神戸市)
福厳寺(ふくごんじ)は、神戸市兵庫区にある臨済宗南禅寺派の仏教寺院。 歴史開創年代は不明。開山は仏僧国師約翁徳倹。開基は木下源太と伝えられる。 『摂津名所図会』に元弘3年(1333年)5月晦日に後醍醐天皇が隠岐から京へ戻る途中に入り、6月朔日、大般若経を転読させたとある。 天正年中(1573年~1591年)兵火にあい焼失、のち再建[1]。
赤松則村(円心)父子、楠木正成と部下七千騎が出迎えた寺として知られる[2]。 『福厳寺塔頭』 境内には塔頭二ヶ寺、起雲庵、常牧庵があったが、 明治後合併廃寺されて、名目上に方丈〔内殿〕は起雲庵と言う事になった。 また和田岬にあった尼僧寺院、円通寺〔円通庵〕も現在は福厳寺に合併されている。 現在の本堂は阪神淡路大震災で被災後、再建された鉄筋コンクリート製の円形の本堂である。 交通出典
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