福井春政福井 春政(ふくい はるまさ、1884年〈明治17年〉3月8日 - 1971年〈昭和46年〉2月18日)は、日本の武道師範。無双直伝英信流居合術第19代宗家[1]。居合十段、柔道八段、銃剣道六段、浮泳術五段、高知県柔道協会名誉会長[1]。号は「鐵骨」。 来歴1884年(明治17年)3月8日、高知県長岡郡高須村(現・高知市)に生まれる[1]。 居合は無双直伝英信流第17代宗家・大江正路子敬に師事しこれを修行した[1]。 陸軍戸山学校卒業後、高知市立高知商業学校(現・高知市立高知商業高等学校)に奉職。体操教師として柔道、相撲、水泳を指導した[1]。1932年ロサンゼルスオリンピックの競泳1500m自由形金メダリストの北村久寿雄は、同校時代の教え子の一人である[1]。 1935年(昭和10年)2月、無双直伝英信流居合術第18代宗家・穂岐山波雄が急逝し、遺言により第19代を継承する。 また高知県警察の武道教官として武術の普及をはかり、それらの功労により、1952年(昭和27年)、高知県体協の功労賞、1969年(昭和44年)、高知県文化賞、同年、勲五等瑞宝章を受ける[1]。 補註参考文献
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