神武山公園
神武山公園(じんむさんこうえん)は、兵庫県豊岡市京町にある都市公園。 概要豊岡市街地の中心に位置する神武山(標高49m、面積2.7ha)一帯には豊岡城跡、遊歩道、展望台、各種遊具、砂場、公衆トイレ(2ヶ所)などが整備され、頂上の本丸からは市街地を一望する事が出来る。神武山の名は1873年(明治5年)に神武天皇遥拝所が設置されたことに由来する。1580年(天正8年)宮部継潤により豊岡城が建築され、大正時代には上水道配水池が整備された。 現在では約300本のソメイヨシノが植えられ、桜の季節にはボンボリが灯され、多くの花見客で賑わう。 所在地は、兵庫県豊岡市京町12番地。 神武山と上水道豊岡市出身の実業家・中江種造は鉱山事業で得た莫大な利益を豊岡市の上水道建設に出資した。財源が確立すると急速に整備が進み、1922年(大正11年)3月には上水道が完成した。兵庫県下では神戸市、尼崎市、高砂市につぐ四番目の上水道の誕生であり、全国でも49番目に創設する事となった。さらに中江氏は「水道使用料の剰余金から百万円を積み立て、これを町の奨学基金とする」と言う条件を付けた。 1925年(大正14年)3月、町議会は中江種造の功績を称え、寿公園に銅像を建設した。 歴史
周辺情報
交通アクセス関連項目 |