真・雀龍門
『真・雀龍門』(しん・じゃんりゅうもん)は、韓国のオンラインゲーム会社であるエヌ・シー・ソフト (NCsoft Corporation) が開発し、エヌ・シー・ジャパン (NC Japan K.K) が運営するオンライン麻雀ゲームである。 本項では、旧バージョンである『雀龍門』シリーズについても記述する。 来歴
特徴毎週火曜日午前7時〜午前10時に定期メンテナンスが行われる。 麻雀牌や雀卓は奥行きのある3Dで描写され、打牌を行う際にプレイヤーの手(プロ雀士の手捌きをモーションキャプチャしたもの)が描画される。また、物理演算エンジンを搭載しており、捨て牌同士の干渉で既に河にあった牌がずれる、などの表現がなされている。局ごとや、自分や他家のリーチがかかった時など場面ごとにユーザがBGMを指定できたり、副露や和了などでボイスが流れるなど、視覚的・聴覚的に多彩な演出があることが、他のオンライン対戦麻雀ゲームにはない特徴と言える。 ゲームシステム雀龍門「公式戦」、「友人戦」、「チュートリアル」の3つのゲームモードが用意されており、そのうち公式戦と友人戦では半荘戦と東風戦を選択できる。また、公式戦と友人戦では「雀珠(じゃんたま)」という雀龍門独自の仮想通貨をやりとりがされていたが、ゲームの大幅な改変により2011年9月末の大規模アップデートを以て廃止された。 公式戦メインとなる対局モード。公式戦に参加した時点で自動的に他の対局者とマッチングされ、雀龍門公式のルールで対局する。通常モードと熟練モードにわかれていて、それぞれありあり、なしなしと東風戦、半荘戦を選択できる。対局によって獲得した経験値によって等級が上昇する。熟練モードへの参加には、段級が6級以上というのが条件となっている。 友人戦知り合い同士でコードを設定することで知り合いとの対局ができるモード。ルーム作成者がいくつかのルールを変更できる(ぶっとび無し等)。参加人数が4人に満たない場合は参加者を募集することもできる。公式戦モードと違い戦績に結果は記録されず、経験値の変動もない。 チュートリアル麻雀や雀龍門の経験が浅いプレイヤーに向けたモード。CPU戦では、公式東風戦のルールでコンピュータとの対戦が行える。戦績は残らず、経験値の変動や雀珠のやりとりは行われない。雀龍門のマスコットキャラとも言える「メイリン」が麻雀の基本的なルールなどを教えてくれる「四人麻雀講座」も閲覧できる。 雀龍門2「公式卓」、「友人卓」、「練習卓」の3つのゲームモードが存在する。 公式卓『雀龍門』で「通常卓」「昇龍卓」という名称だった2つのゲームモードが、「一般卓」「熟練卓」へと改名された。 一般卓と熟練卓のそれぞれに「ありあり」、「なしなし」、「三人麻雀」の3つが存在する。 「ありあり」「なしなし」「三人麻雀」の東風戦と半荘戦、計6つのモードのうち、参加したいモードの「選択」ボタンを押してマッチングに参加する。 複数のモードにエントリーすることが可能で(ただし、一般卓と熟練卓のモードに同時エントリーすることはできない)、その場合、最初に面子が揃ったモードで対局を行う。 友人卓『雀龍門』の「友人戦」と大きな変更は無い。また、友人戦には「三人麻雀」モードは存在しない。 練習卓『雀龍門』の「チュートリアル」と大きな変更は無い。
雀龍門3「公式卓」「リーグ」「友人卓」「練習卓」の4つのゲームモードが存在する。 公式卓従来存在していた「一般卓(通常卓)」と「熟練卓(昇龍卓)」が統合された。これに伴い、戦績のデータも統合されるが、役の和了回数に関してのみ、「公式卓」と後述する「リーグ」についても統合される。 これまでは、階級の最上位は「九段」であったが、その更に上位となる「極位(玄人、名人など)」が実装された。 リーグルール以下は公式戦でのルール。友人戦ではこれらの一部ルールを変更することができる。
プレイスタイルユーザーの打ち筋によって、「攻撃」「防御」「策略」のパラメータが変動し、その割合によって以下の7種類あるプレイスタイルが振り当てられる。
アバターゲーム画面に表示されるアバターは、「NCSOFT」で設定するものと同一となる。 このアバターは同サイトで装飾でき、衣服や髪型などの購入には同サイトの仮想通貨である「パール」を消費する。「パール」を獲得するには、同社が運営する月額制のゲームの決算やアイテムの購入に用いる別の通貨である「カイモ」(1カイモ=1円相当)をチャージする必要があり、雀龍門のゲームアイテムは後述する「雀珠」を消費して購入するため、そのようなゲームをプレイしていないユーザは実質的に(NCSOFT初回登録時に獲得できるものを除いて)パールを得ることができない。 ゲームアイテム現在、雀龍門3に存在するゲームアイテムの例。
装飾アイテムには男性用、女性用、共用のものが存在し、カイモ(課金制のNCSOFT内仮想通貨)で購入する永久利用のものと、龍宝(旧雀玉)を消費して交換する期間制のものがある。追加・廃止もあるので注意のこと。 脚注外部リンク |