百耕資料館
百耕資料館(ひゃっこうしりょうかん)は、兵庫県神戸市須磨区にある資料館。 概要神戸市須磨区板宿地区の旧家・武井家が伝えてきた歴史資料(旧摂津国八部郡板宿村関係文書)及び美術資料(絵画、書蹟、陶磁器等)を保存・研究するとともに、一般に公開している[1]。 兵庫県博物館協会加盟館[2]。全国歴史民俗系博物館協議会加盟館[3]。ひょうごっ子ココロンカード[4]の対象施設になっている。 武井家資料館の名前の百耕は、地元の資産家・武井伊右衛門(1845-1917)の号である。伊右衛門は1881年より1883年まで兵庫県の県会議員を務めたほか、八部郡郡長、有馬郡郡長なども務めた。書画、漢詩をよくし、邸内に秋錦園(菊園)、魁春園(梅園)の二園を開いて一般に開放した。武井家は長女・愛子の婿・武井悌四郞(竹末朗平の四男)が家督を継いだ。悌四郞は神戸新聞社主筆を経て、千葉県佐倉中学校、京都府女子師範学校、京都師範学校、新潟第二師範学校、熊本県第二師範学校、大阪第二師範学校の各校長を歴任し、1917年に須磨町長、1920年に神戸市会議員に就任し、1925年に没した。家督は長男の武井尹人(京都帝国大学法学部卒)が継いだ[5]。四男・康夫は尾道造船社長・浜根岸太郎(二代目)の婿養子となり、同社を継いだ[6]。二男・陸雄の岳父に島津源蔵 (2代目)がいる。 施設利用情報
周辺情報交通出典
関連項目
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