田村恵 (野球)
田村 恵(たむら けい、1976年5月22日[1] - )は、福岡県田川郡糸田町出身[1]の元プロ野球選手(捕手)。現在は広島東洋カープのスカウトを務める。 経歴1992年、鹿児島商工高等学校に入学。その年の夏の甲子園では1年生ながら控え捕手としてベンチ入りする。その後1年の秋から同期の福岡真一郎(九産大 - プリンスホテル)とバッテリーを組み[2]、1993年には春夏連続で甲子園に出場する[3]。 1994年、校名が「樟南高等学校」に変更される。その年の夏の甲子園ではチームの主将を務め、準優勝という成績を収めた[1]。当初は進学予定であったがその後、同年のドラフト会議で広島東洋カープから6位で指名され、契約金3000万円、年俸400万円で入団する[4]。 1998年、一軍初出場を果たす[4]。以降、2000年までの3年間で一軍の試合に計62試合出場するが、2002年に戦力外となった[5]。同年オフに現役を引退する[4]。 現役引退後、スコアラーを経て、2004年から広島東洋カープの九州地区担当スカウトを務める[1]。2013年のドラフト会議では、担当スカウトとして球団史上初めて抽選に臨み、大瀬良大地の交渉権を獲得したことで話題になった[6]。 人物高校時代、福岡真一郎とのバッテリーはアイドル的な人気を博した[7]。田村も「黒縁眼鏡の捕手」として注目を集め[1]、強肩も相俟って「古田2世」と評されることもあった[4]。城島健司を差し置いて高校日本代表で正捕手を務め、小野仁らとバッテリーを組んだ。 本職は捕手だが、二軍(ウエスタン・リーグ)では外野・内野での出場もあった。 スカウトとしては選手の伸びしろを重視しており、スカウト活動では「選手が24、25歳になった時の成長曲線を描く」ようにしているという[8]。田村が担当した選手には、上述した大瀬良の他にも安部友裕[1][4]、松山竜平[1]、今村猛[1][4]、中﨑翔太[4]、戸田隆矢[4]などがいる。 詳細情報年度別打撃成績
記録
背番号
出典
関連項目外部リンク
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