田中神社 (京都市左京区)
田中神社(たなかじんじゃ)は、京都市左京区田中樋ノ口町にある神社。旧社格は村社。田中姓発祥の地ともいわれる。 歴史当社の正確な創建年代は不明であるが、もともとこの地には河崎(こうさき)総社があったともいわれている。『日本三代実録』の貞観5年(863年)5月22日条にある「田中社」は当社であるとされるが、社伝によれば弘安年間(1278年 - 1288年)に建てられたともいう。 当初の本殿と拝殿は賀茂御祖神社の式年遷宮の際に拝領されたものと伝わる。 応仁の乱の時には田中郷の住民によって当社を中心に田中構(たなかかまえ)と呼ばれる防壁が築かれたが、文明6年(1474年)8月1日に西軍の攻勢で炎上した。天文法華の乱には法華衆の攻勢で当社は被災し、文書類が焼失している。 寛永5年(1628年)に賀茂御祖神社の比良木社(ひらきしゃ)旧殿を拝領した際には、賀茂御祖神社に銅銭が本殿分10貫文、拝殿分1貫文がそれぞれ奉納されている。 祭神
境内
摂・末社
祭事
アクセス参考文献
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