産業競争力会議
産業競争力会議(さんぎょうきょうそうりょくかいぎ)は、第2次安倍内閣において、日本経済再生本部の下に開かれる会議体。2013年1月23日に第1回会議が開催された。2016年9月9日、未来投資会議の新設に伴い廃止され、審議内容が引き継がれることとなった[1]。なお、後継の未来投資会議は2020年10月に廃止が決定している。 組織
民間議員(有識者委員)
過去の民間議員
インフラ運営権の売却提言2014年5月19日、民間議員は、経済財政諮問会議との合同会議で「空港や水道などインフラの運営権売却」の前倒しを求める案をまとめた。達成期限は2017年。売却規模は2兆円から3兆円。2014年4月から3年間を集中強化期間とし、空港や下水道など計19件の実施を目標としている[2]。 高度プロフェッショナル制度→詳細は「高度プロフェッショナル制度 § 導入の経緯」を参照
2014年5月24日、「残業代ゼロ制度」の導入が検討されている。これは、「働いた時間では無く、成果に応じて報酬を支払う」という制度。この提案をした経済同友会代表幹事の長谷川閑史は、「一般従業員に適用する場合は本人の合意が前提」「ブラック企業に悪用されることはない」と発言した。しかしNPO法人の今野晴貴代表は、「残業代ゼロが広がれば、労働者が自分の身を守る手段は何もなくなる」「現在でも、違法にサービス残業をさせていても、労使協定さえ結ばなくても、刑事罰を受ける会社はほとんどない」と批判した[3]。 過去の産業競争力会議小渕恵三首相の指示の下、関係大臣及び産業界を代表する者で構成する産業競争力会議を開催していた[4]。 脚注
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