現代俳句評論賞(げんだいはいくひょうろんしょう)は、現代俳句協会が1982年から主催している公募の俳句評論賞。400字詰め原稿用紙30枚程度の俳句評論作品(直近であれば既発表でも可)、または評論単行本が選考対象で、協会会員でなくても応募できる。選考委員は、五十嵐秀彦、大井恒行、髙野公一、高橋修宏、橋本直、林桂の6名(令和4年現在)。
受賞一覧
- 第1回(1982年)- 大橋嶺夫
- 第2回(1983年)- 中里麦外、四ツ谷龍
- 第3回(1984年)- 綾野道江、鈴木蚊都夫
- 第4回(1985年)- 松林尚志
- 第5回(1986年)- 星野昌彦
- 第6回(1987年)- 該当者なし
- 第7回(1987年)- 成井惠子
- 第8回(1988年)- 前川剛、村松彩石
- 第9回(1989年)- 該当者なし、佳作:細井啓司
- 第10回(1990年)- 細井啓司
- 第11回(1991年)- 秋尾敏
- 第12回(1992年)- 該当者なし
- 第13回(1993年)- 前川紅楼
- 第14回(1994年)- 谷川昇
- 第15回(1995年)- 該当者なし
- 第16回(1996年)- 江里昭彦
- 第17回(1997年)- 久保田耕平
- 第18回(1998年)- 該当者なし
- 第19回(1999年)- 五島高資
- 第20回(2000年)- 該当者なし
- 第21回(2001年)- 大畑等、守谷茂泰
- 第22回(2002年)- 小野裕三、高橋修宏
- 第23回(2003年)- 五十嵐秀彦
- 第24回(2004年)- 白石司子、山本千代子
- 第25回(2005年)- 柳生正名
- 第26回(2006年)- 宇井十間
- 第27回(2007年)- 高岡修
- 第28回(2008年)- 松田ひろむ
- 第29回(2009年)- 該当者なし
- 第30回(2010年)- 近藤栄治
- 第31回(2011年)- 神田ひろみ
- 第32回(2012年)- 松下カロ
- 第33回(2013年)- 山田征司、佳作:後藤章
- 第34回(2014年)- 竹岡一郎
- 第35回(2015年)- 髙野公一
- 第36回(2016年)- 該当者なし、佳作:後藤章
- 第37回(2017年)- 松王かをり、佳作:外山一機
- 第38回(2018年)- 後藤章
- 第39回(2019年)- 武良竜彦
- 第40回(2020年)- 外山一機
- 第41回(2021年)- 該当者なし、佳作:越智洋
- 第42回(2022年)- 岡田一実
- 第43回(2023年)- 該当者なし
- 第44回(2024年)- 田辺みのる、佳作:石川夏山
参考文献
- 日外アソシエーツ 『最新文学賞事典』各年度版
- 『詩歌・俳句の賞事典』日外アソシエーツ、2015、376ページ
- “俳論広場”. 現代俳句協会. 2022年7月16日閲覧。
外部リンク