物言わぬ北国より
『物言わぬ北国より』(ものいわぬきたぐにより、Out of the Silent North)は、サイレント時代の1922年に公開されたアメリカ合衆国の映画で、ウィリアム・ウォーシントンが監督、ウォーレス・C・クリフトンとジョージ・C・ハルが脚本を担当した。おもな出演者は、フランク・メイヨー、バーバラ・ベッドフォード、フランク・リー、ハリス・ゴードン (Harris Gordon)、クリスチャン・J・フランク、フランク・ラニングらである。この映画は1922年6月19日にユニバーサル映画製作社 (Universal Film Manufacturing Company) から公開された[1][2][3]。 あらすじ以下は、当時の映画雑誌の紹介による[4]。 フランス領カナダの猟師 ピエール・バプティスト (Pierre Baptiste)(メイヨー)は、交易所の店主の娘マルセット・ヴァロワ (Marcette Vallois)(ベッドフォード)に想いを寄せていたが、それを告白できないまま、イングランド人レジナルド・スタナード (Reginald Stannard)(ゴードン)とともに鉱山探しに出発することになる。しかし、鉱脈の場所を記した地図は、交易所にいた悪漢の手に落ち、最近交易所にやって来た悪だくみをする連中は、レジナルドの不在中にピエールを捕らえ、鉱山の所有権を奪おうとする。ピエールは、スタナードと自分が、誤った川の位置に印を付けていたことに気づき、町へ戻って権利を主張する場所を変更し、悪党たちとの厳しい争いに勝利する。終幕では、マルセットがピエールへの想いを告白する。 キャスト
脚注
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