牧角章太郎(まきすみしょうたろう、1990年3月21日 - )は、山口県宇部市出身の数学者[1]、スピードキューバー。アメリカカリフォルニア州アルカディア在住。愛称はマッキー。世界ルービックキューブ選手権大会で準優勝の他、公式戦で32回優勝、各種目合わせて世界記録を21回更新した。
略歴
スピードキューブ
- 9歳でルービックキューブで遊び始める。12歳頃にスピードキューブを始めて、約1年で平均タイム20秒を切るまでになる。
- 2003年:世界ルービックキューブ選手権大会の3×3、4×4、5×5、3×3目隠しの部門に出場。
- 2004年から2005年の間に、2×2、3×3、3×3片手、3×3目隠しで世界記録を達成[2]。
- 2004年、全米ナショナルズ大会では3×3と3×3の目隠し部門で優勝。カルテック・ウィンター・コンペティション(10月17日)では14.76秒を記録し、スピードキューブ史上初の15秒を切った。
- 2005年、ダラスで行われた大会では3×3目隠し部門で世界記録を達成[3]。
最終的なF2Lスロットを解くMGLS法の考案者で、JSCC(日本スピードキューブクラブ)を開催。OLLやPLLに日本の番号付け方法を採用し、現在は世界のスピードキューブで標準となっている1から57までのOOLの整理に尽力した[4]。
記録
通算記録
公式戦成績(回)
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記録更新回数
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出場
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1位
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2位
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3位
|
世界
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アジア
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日本
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36
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32
|
14
|
10
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21
|
16
|
2
|
主な成績
世界ルービックキューブ選手権大会(世界大会)・アジアルービックキューブ選手権大会(アジア大会)・日本ルービックキューブ選手権大会(日本大会)での主な成績は以下の通り[2]。
略語凡例
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種目
|
記録
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222~777=2×2×2~7×7×7
ピラ=ピラミンクス
メガ=メガミンクス
S1(Square One)=スクエア1
Sk(Skewb)=スキューブ
RC(Rubik's Clock)
=ルービッククロック
|
片手=3×3×3片手
3目~5目=3×3×3~5×5×5目隠し
複目=3×3×3複数目隠し
手数=3×3×3最少手数
足=3×3×3足
RM(Rubik's Magic)
=ルービックマジック
MM(Rubik's Magic Master)
=ルービックマジックマスター
|
予=予選
1R(1 Round)=一回戦
2R(2 Round)=二回戦
3R(3 Round)=三回戦
準=準決勝
決=決勝
DNS(Did Sot Start)=棄権
DNF(Did Not Finish)=試技未完
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WR :世界記録
AsR :アジア記録
AfR :アフリカ記録
OcR :オセアニア記録
ER :ヨーロッパ記録
NAR :北アメリカ記録
SAR :南アメリカ記録
NR :国内記録
(括弧内)は当時の旧記録
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年月日
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開催国・大会名
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種目
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順位
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単発
|
平均
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試技結果
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備考・出典
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2003年8月
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世界大会2003
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3目
|
2
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6:35.00
|
-
|
6:35.00
|
|
|
|
|
[5]
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2005年11月
|
世界大会2005
|
333
|
3
|
14.60
|
16.07
|
14.60
|
18.58
|
16.30
|
15.65
|
16.26
|
[6][7]
|
片手
|
2
|
26.79
|
35.23
|
36.04
|
26.79
|
42.87
|
|
|
[8][7]
|
2007年10月
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世界大会2007
|
3目
|
2
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1:39.56
|
DNF
|
DNF
|
1:39.56
|
DNF
|
|
|
[9]単発(AsR)
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自己最高記録
自己最高記録は以下の通り[10]。
過去に保持していた記録
- 世界記録
- 2×2×2:単発4.13、5回平均6.29。
- 3×3×3:単発12.11、5回平均14.52[14]
- 3×3×3目隠し:2分18秒52
- 3×3×3片手:単発23.76、5回平均27.56
- アジア記録
- 4×4×4:単発1:14.55、平均1:16.39
論文
| この節の 加筆が望まれています。 (2020年6月) |
脚注
関連項目
外部リンク
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考案者 | | |
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種類 |
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3x3x3解法 | |
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大会 | |
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記録 | |
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組織 | |
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主な競技者 |
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主な取扱店 | |
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