牛込警察署(うしごめけいさつしょ)は、警視庁が管轄する警察署の一つである。第四方面本部所属。
署員数およそ250名、識別章所属表示はPA。車両の対空標示は「牛」。
新宿区の東部を管轄している。庁舎は大久保通り沿いに所在。管内の市谷本村町には警視庁第五機動隊、特科車両隊と、塀を挟んで第四方面交通機動隊(四交機)本部がある他、若松町には警視庁第八機動隊本部も存在し、都心のみならず都内全域の警備実施の要となっている。
所在地
管轄区域
主に旧牛込区だった地域を管轄。
新宿区のうち、以下の町丁を管轄。町丁の配列は五十音順。特記のないものはその町丁の全域を管轄。なお、住吉町8番の一部は四谷警察署の管轄、戸山三丁目21番と西早稲田二丁目の大部分は戸塚警察署の管轄、余丁町8番の一部は新宿警察署の管轄となる。
沿革
組織
交番
- 大曲交番(新宿区新小川町)
- 柳町交番(新宿区市谷柳町)
- 八幡前交番(新宿区市谷本村町)
- 神楽坂上交番(新宿区白銀町)
- 馬場下交番(新宿区西早稲田二丁目)
- 河田町交番(新宿区河田町)
- 富久町交番(新宿区富久町)
- 鶴巻町交番(新宿区早稲田鶴巻町)
駐在所はなし。
廃止された交番
- 矢来町交番(新宿区矢来町)※2007年(平成19年)3月で神楽坂上交番に統合され廃止。現在は矢来町地域安全センターとなっている。
- 戸山町交番(新宿区戸山二丁目)※2007年(平成19年)3月で富久町交番に統合され廃止。現在は戸山町地域安全センターとなっている。
- 弁天町交番(新宿区弁天町)※2007年(平成19年)3月で富久町交番に統合され廃止。現在は弁天町地域安全センターとなっている。
出来事
- 2024年1月27日、警視庁は、譲渡目的で口座を開設したとして、詐欺の容疑で、牛込署地域課の巡査を逮捕した。同巡査は、2023年10月頃に金融機関3社でそれぞれ口座を開設、これらの口座は有償で譲渡されていた。同巡査は「金欲しさにやった」と容疑を認めている[1]。
- 2024年2月27日、警視庁は、下着を盗む目的で住宅の敷地内に侵入したとして、住居侵入の容疑で、牛込署警務課の巡査長を逮捕した。同巡査長は、同日の早朝に江戸川区内の住宅の敷地内に侵入したが、住人に発見された。同巡査長は「下着を盗もうと思った」と容疑を認めている[2]。
脚注
外部リンク