牛牛
牛牛(ニュウニュウ(NiuNiu)、本名:張勝量(Zhang Sheng-liang)、1997年7月11日 - )は、中国の福建省のアモイに生まれたピアニスト。 略歴3歳で初心者用の楽譜1冊を全てを弾き、両親を驚かせる。6歳で地元の廈門市で聴衆1000人以上の前でデビューリサイタルを開いた。8歳で上海音楽学院の中等部に入学。同学院81年の歴史の中で最年少の学生として通学を開始した。その後ボストンに拠点を移し、ニューイングランド音楽院を経て2014年からジュリアード音楽院で学び[1]、2018年5月にジュリアード音楽院を卒業[2]。 2005年にフランスでデビュー。2006年に9歳でアメリカとベルリンでデビュー、同年11月には英国王室の招きで、ロイヤル・アルバート・ホールでリサイタルを開いた。このリサイタルには3000人以上の人が押しかけ、チャールズ3世(当時皇太子)も「牛牛ファンになる」との発言があった。2009年の来日公演ではサントリー・ホールで演奏し、同ホールの最年少出演記録をエフゲニー・キーシンの15歳から3歳下回る、12歳で更新した[3]。 2018年放送の日本のテレビアニメ「ピアノの森」では、中国人ピアニストのパン・ウェイの演奏を担当している[2][4]。 録音2007年に10歳で112年の歴史を誇るEMIクラシックスと契約する。これは、同社が契約した最年少記録であった。2009年7月にオール・モーツァルト・プログラムによるデビューCDが発売された。 脚注
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