熊野古道おもてなし館
熊野古道おもてなし館(くまのこどうおもてなしかん)は、三重県熊野市木本町204にある観光案内所。 熊野古道などのパンフレットの配布、和室の休憩所の提供、熊野地方産の物品の販売、テイクアウトの販売など行っている[4]。明治中期に杤尾家住宅(とちおけじゅうたく)として建築された建物であり、「熊野古道おもてなし館(旧杤尾家住宅店舗兼主屋)」という名称で登録有形文化財に登録されている[2][3][5]。 歴史熊野街道の一部でもある本町通りに面している[4]。杤尾家は廻船問屋や山林経営で財を成し[6]、明治中期に店舗兼主屋として建てられた[3]。 2013年(平成25年)、杤尾家から熊野市に建物が寄贈された[3]。2014年(平成26年)3月1日、観光案内所の熊野古道おもてなし館がオープンした[3][7][6][1][8]。土地代を含めた総工費は約6000万円[1][8]。 2016年(平成28年)以後には2棟の土蔵を改装し、熊野市の姉妹都市であるイタリア・ソレント市の伝統工芸品などを並べるギャラリーとする計画がある[9]。 2019年(令和元年)9月10日、登録有形文化財に登録された[2][3][5]。 建築切妻屋根、厨子二階建て[3][5]。正面は黒漆喰塗りであり、中央には白漆喰で縁どった虫籠窓が設けられている[3][5]。東側には袖塀がある[3][5]。
交通アクセス脚注
外部リンク
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