烏賀陽 正弘(うがや まさひろ、1932年(昭和7年)3月17日[1] - )は、日本の国際ビジネスコーディネーター、ライター、翻訳家。ジャーナリストの烏賀陽弘道は息子。京都大学名誉教授の烏賀陽然良は祖父。
略歴
フィリピン・マニラ生まれ。横浜正金銀行元行員で江商(現:兼松)取締役や東京皮革社長を務めた烏賀陽恒正の長男として生まれる[1]。父親の仕事の関係で、生後すぐアメリカ合衆国に渡り、幼少期をニューヨークとロサンゼルスで過ごす。京都大学法学部卒業。東レ入社、国際ビジネスに従事。帰国後、同社マーケティング開発室長などを経て独立。
著書
- 『男だけの英語』(日本経済新聞社) 1977年5月
- 『ここがおかしい日本人英語』(日本経済新聞社) 1979年4月
- 『読むだけで英語に強くなる このユーモアがわからないと商売はできない』(潮出版社) 1986年
- 『ビジネスのための完璧Eメール英語』(潮出版社、潮ライブラリー) 2000年4月
- 『驚異のアクション英会話』(学習研究社) 2002年12月
- 『ユダヤ人金儲けの知恵 ユダヤ人のように考えろ!』(ダイヤモンド社) 2004年4月
- 『痛快! アメリカン・ジョーク 困った時に必ず役立つユダヤ人の知恵 ビジネスマン必携』(五月書房) 2004年12月、のち改題『世界がわかるアメリカ・ジョーク集』』(三笠書房、知的生きかた文庫)
- 『ユダヤ人ならこう考える! お金と人生に成功する格言』(PHP新書) 2005年1月
- 『超常識のメジャーリーグ論』(PHP新書) 2006年7月
- 『「自分が会社になる!」という生き方』(ごま書房) 2007年10月
- 『頭がよくなるユダヤ人ジョーク集』(PHP新書) 2008年3月
- 『ユダヤ人の「考える力」苦難に耐え、克服する三千年の知恵』(PHP研究所) 2010年8月
- 『必ず役立つ!「○○の法則」事典』(PHP研究所) 2012年5月
翻訳
- 『これから10年、新黄金時代の日本』(ビル・エモット、PHP新書) 2006年10月
- 『世界潮流の読み方』(ビル・エモット、PHP新書) 2008年12月
- 『毛沢東は生きている 中国共産党の暴虐と闘う人々のドラマ』(フィリップ・P・パン、PHP研究所) 2009年9月
- 『変わる世界、立ち遅れる日本』(ビル・エモット、PHP新書) 2010年3月
脚注
- ^ a b “人事興信録 第23版 上”. 国立国会図書館デジタルコレクション (1966年). 2024年9月1日閲覧。
参考文献
- 人事興信所 編『人事興信録 第23版 上』人事興信所、1966年。