源信宗
源 信宗(みなもと の のぶむね)は、平安時代中期から後期にかけての貴族・歌人。三条源氏、敦明親王(小一条院)の子。官位は正四位下・備中守。院中将と号した。 経歴臣籍降下して源朝臣を賜り侍従に任ぜられる。後朱雀朝の長久元年(1040年)に左近衛少将に任ぜられ、翌長久2年(1041年)には昇殿を聴された。その後、長久4年(1043年)右近衛中将、永承5年(1050年)頃に左近衛権中将に任ぜられるなど、後三条朝初頭の治暦4年(1068年)頃まで約30年近くに亘って近衛次将を務めた。 その後、民部大輔・備中守を歴任し、位階は正四位下に至る。白河朝初頭の延久6年(1074年)6月30日卒去。 人物勅撰歌人として、『後拾遺和歌集』『金葉和歌集』に和歌作品1首ずつが採録されている[1]。 官歴
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