清水まり子清水まり子(しみず まりこ、1970年12月5日 - )は、日本の演歌歌手、タレント。山梨県甲府市出身。実家は1909年創業の老舗いなり寿司「清水家」。本名、神崎真理子(かんざき まりこ)。血液型はO型。 来歴・人物3歳から祖父が歌う「麦と兵隊」「安木節」や「炭鉱節」を耳で覚え、歌い始める。この頃、すでに歌手になることを夢見始める。幼稚園生の頃には時代の流行からピンクレディーに浸かる。 小学校ではお昼の学校放送で「今日は校内カラオケ大会にします」と宣言し、校内テレビカメラの前で熱唱することもあった。町の農協祭りや大会にも出場。また、小学3年生から中学2年生まで所属したNHK甲府放送児童劇団では、舞台での歌や演劇を経験し、主役を配役されるまでに至る。 中学時代、運動が得意な清水は放送部・水泳部・バトン部・新体操部を掛け持ち。また、生徒会でも役員を務める。 高校1年生(山梨県立甲府第一高等学校)の時に、第二回山梨歌謡祭で岩崎宏美の「家路」を歌い、大賞を受賞[1]したことで、各地に歌い手として呼ばれることが増える。18歳の時に母を亡くし[2]、深い悲しみに暮れるも、前を向き、高校卒業後は幼少からの夢であった歌手を目指すために上京。 上京し1年が過ぎた頃、山梨県の春日居市(石和温泉郷)のお祭りで歌唱を披露した際に、ゲスト出演していた三沢あけみにスカウトされる[3]。以降、三沢の前歌や地方の健康センター巡業などにより全国を巡り、ステージのイロハを学んでいく。 1994年、「父娘坂(おやこざか)」でデビューし、30万枚のヒット。父娘坂の作曲者でもある稲毛康人は胃ガンにて1997年に亡くなるも、その死の直前まで歌の心を清水に教え続けた。 2005年、「花の舟」が有線チャートで25週連続チャートインし、ロングヒット。この曲が韓国のカラオケファンにも注目され、第3回日韓KARAOKE大会にゲスト出場[4]。 2009年、一般社団法人日本歌手協会から歌唱賞を受賞[5]。 2011年、11月に入籍。 2014年、デビュー20周年となり2枚同時シングルを発表(「化粧崩れ」「あなたへ」)。「あなたへ」のCDの帯に書かれた「あなたの分まで生きるネ。ありがとう、お母さん」というメッセージは、ちょうど母が亡くなった年齢となる清水の想いである[1]。この曲の原詩も清水自身が亡き母を想い、書き綴っている。 2015年より、千葉テレビ および BS12 の「みんなの笑待夢〜ショータイム〜」に謎の美女としてレギュラー出演[6][7]。同年12月、山梨県庁にて「やまなし大使」に任命され就任。 2016年、地元への貢献活動の一環として「清水家プロジェクト」を始動。介護施設への慰問ライブや、地方から世界へをキーワードに若手アーティストの育成を行う。 2017年、月刊カラオケファン(2018年2月号)の「今月のカラオケリクエストHOT50」にて行われた「2017 リクエスト&アーテイスト オブ・ザ・イヤー」のアーティスト部門において「雪哭き津軽」が9位にラインイン[8]。 2018年、地元である甲府市が行う記念イベント「こうふ開府500年記念事業」において、清水が歌う「おんな風林火山」がテーマソングに起用される。2018年9月に行われた「こうふ開府500年 カウントダウンイベント100日前」にて披露と同時に発売。この曲では清水自身も作詞を行なっている。 ディスコグラフィー※以下、最高位はオリコン調べ。 シングル
出演テレビ番組 ・みんなの笑待夢〜ショータイム〜(千葉テレビ および BS12) レギュラー出演 脚注
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