浪岡地区コミュニティバス(なみおかちくコミュニティバス)は、青森県青森市のうち、旧南津軽郡浪岡町域を運行するコミュニティバスであった。
青森市が企画・運営し、弘南バスが運行を受託していた。
沿革
概要
2009年11月1日から2010年6月30日まで試験運行を行い、利用状況や住民の意向を調査し、本格運行に向けて準備を進めてきた。
本格運行にあたり試験運行中の利用実績から「沖萢線」は廃止としたが、「王余魚沢線」と「細野線」は1往復ずつ増発し、各路線の運行本数を3往復に統一した。
また、起終点を浪岡駅前から浪岡病院玄関前に変更し、運行経路の一部修正と停留所の新設を実施した。
利用者が低迷をしており、2024年3月29日で運行を終了し、廃止となった。
2024年4月15日からは、10名乗りの大型タクシータイプの車両とAIを活用した「浪岡AIデマンド交通(通称・のりAI)(読み方は「のりあい」)」の運行を開始した[1]。
担当営業所
運行路線
増館線
下石川線
- 浪岡病院 - 浪岡駅前 - (信用金庫前 - 浪岡事務所前 - 浪岡中学校入口 - )花岡緑道公園 - 国立青森病院 - 野沢公民館前 - 郷山前 - 吉野田 - 下石川
大釈迦線
- 浪岡病院 - 浪岡駅前 - 信用金庫前 - 浪岡事務所前 - 浪岡中学校入口 - 浪岡 - 青森南警察署前 - 高屋敷 - 長沼中央 - 大釈迦(復路:大釈迦駅前) - 大釈迦北口
王余魚沢線
- 浪岡病院 - 浪岡駅前 - (信用金庫前 - 浪岡事務所前 - 浪岡中学校入口 - )浪岡 - 仲町緑道公園 - 中世の館前 - 五本松 - 羽黒平 - 松山 - 上王余魚沢
細野線
- 浪岡病院 - 浪岡駅前 - (信用金庫前 - 浪岡事務所前 - 浪岡中学校入口 - )浪岡 - 仲町緑道公園 - 農協支所前 - 下相沢 - 山の家 - 目倉石(復路のみ停車) - 一ツ森
本郷線
- 浪岡病院 - 浪岡駅前 - (信用金庫前 - 浪岡事務所前 - 浪岡中学校入口 - )浪岡 - 仲町緑道公園 - 農協支所前 - 北中野 - 吉内 - 本郷小学校前 - 中央本郷(復路のみ停車) - 東京線三叉路
運賃
- 大人 - 200円
- 小学生以下は無料。
- 高齢者福祉乗車証所持者は半額。
- 青森市営バス・弘南バスの定期券・回数券・企画乗車券等の利用はできない。
運休日
その他
脚注
- ^ 2024年4月15日東奥日報(goo) 青森市浪岡で乗り合いデマンド交通スタート
外部リンク