浦戸大橋浦戸大橋(うらどおおはし)は、高知県高知市の浦戸湾にかかる延長1480 mの橋である。1972年に完成[1]。歩道も併設されている。1972年土木学会田中賞受賞[2]。 概要浦戸湾は高知市街地のほぼ中央にまで大きく入り込んでおり、種崎・長浜両地区への移動手段は県営渡船を利用するか、高知市内を大きく迂回するかのどちらかであったが、浦戸大橋の開通に伴い両地区間の移動が容易となり、特に大型車両にとっては、高知市内までの大きな迂回を要することがなくなった[3]。 建設当時は、スパンが200mを超えるコンクリート橋はなく[2][4]画期的なものであった。また、橋梁区間の道路幅員は大型車同士の離合もできるよう設計された。しかし、自動車での利用を前提としたため、歩道部は極めて狭小であるため歩道部における自転車同士の離合は困難である[3]。 橋からの投身自殺が相次いだことから、橋の欄干に高さ約3メートルある背の高い返し付きのフェンスが設置されている[3]。 浦戸大橋の東側には高知県立種崎公園がある[1]。 構造
沿革
脚注
関連項目座標: 北緯33度30分0.3秒 東経133度34分4.6秒 / 北緯33.500083度 東経133.567944度 |