浄法寺(じょうぼうじ)は、群馬県藤岡市にある天台宗の寺院。正式な名称は広厳山般若浄土院浄法寺。
歴史
- 奈良時代に律宗の道忠が創建したという。道忠は、鑑真の弟子の一人。
- 815年(弘仁6年)、最澄が相輪橖を建立、天台宗に改宗する。
- 1496年(明応5年)、道忠の供養塔が建立される。
- 1672年(寛文12年)、相輪橖を再建。1921年(大正11年)、改修。
- 1804年、現在の本堂(棟梁、八田清兵衛)が再建される。
- 1987年(昭和62年)、伝教大師最澄像(作、西村公朝)が建立される。
参考文献
- 森田徹也、前野まさる、中村精二、山田博子「谷中五重塔をたてた八田清兵衛の系譜について」日本建築学会
- 清水要次『郷土のしおり西上州』、縁野教の古刹浄法寺、P252-255、西上州刊行会、1976年
関連項目