流星雀士キララ☆スター
『流星雀士キララ☆スター』(りゅうせいじゃんしキララスター)(本来は「タ」の文字中央の、左上から右下への点の部分にも☆が使われる)は、1996年にアーケードゲームとしてジャレコが開発、発売した脱衣麻雀ゲーム、および同ゲームを題材とする漫画作品。同社のメガシステム32作品としては8作目となる。 作品概要同社の看板作品『アイドル雀士スーチーパイ』のスタッフ(チームRevolution)によって開発された作品である。キャラクターデザインは、美少女漫画家として知られている新貝田鉄也郎と、アニメーターで知られていた近永早苗が担当した[1]。 本作も『スーチーパイ』同様、単なる麻雀ゲームではない要素が盛り込まれている。『スーチーパイ』にはパネルマッチという要素があったが、本作にはクイズゲームという要素が設けられている。また、アニメーションの際には、周囲のゲーム音量などの影響から台詞を聞き取りづらい場合などを考慮して、Nボタンを押下することで字幕が表示される機能が設けられている。 なお、本作ではクリア特典として以下のプレゼントが用意されていた。
本作は『ファミ通』の1996年4月26日号「ビデオゲーム道場」内でも紹介されている。 あらすじ宇宙の平和を守る「銀河パトロール隊」(通称GP隊)。主人公キララは、3年前に銀河パトロール隊のトレヴィーに助けられたことから、銀河パトロール隊への入隊を目指し、現在見習中。 キャプテンゴージャスから呼び出され、正式な入隊の最終試験は「課題とされる地球人の服を平和的に脱がせる」(イソップ童話『北風と太陽』)であることを告げられる。キララは、平和的に脱がせる方法として脱衣麻雀を選択する。 ゲームシステム対戦相手は1人目のみ地球人3人からの選択、2人目以降は自動選択となっている。自他ともに持ち点が用意されて対局が始まる。 対局においてプレイヤーが上がった場合、その点数が相手の持ち点を全て奪うものであれば、無条件でラウンドクリア(得点クリア)、脱衣画像の演出となる。相手の持ち点を全て奪うことができない場合、上がり点数に応じてクイズチャレンジタイムが設けられ、その時間を使用してクイズパネルショックに挑むことが可能となる。この局では挑まず、時間をストックして次局に合計時間でクイズを行なうことも可能である。なお、タイムの上限は100秒、対戦相手間の持ち越しは不可となっている。 クイズパネルショックでは、ジャンル選択に続いて4択クイズに挑む。問題文表示の時点では選択肢には何も表示されておらず、選択肢が左から1文字ずつ徐々に表示されるスタイルのクイズゲームとなっている。クイズに誤答しても、タイムが消費される以上のペナルティ(ただし誤答時はジャンル選択に戻るため、その分正解時以上にタイム消費が多くなる)は設けられておらず、1問あたりの制限時間も設けられていない。クイズに正答すると、ブラインド状に仕切られたパネルが1枚ずつ開いていき、徐々に脱衣画面が表示されることになる。規定枚数(キャラクターによって異なる)のパネル全てを開くとラウンドクリア(パネルクリア)、得点クリア同様の脱衣画像の演出となる。また、パネルクリアあるいはタイムアップ時には、正答数に応じてお助けアイテムを入手することができる。 同一対戦相手に2回ラウンドクリアすれば、対戦相手の服を平和的に脱がせたこととなる。なお、クリアの方法には上述のように「得点クリア」「ラウンドクリア」の2種類があるが、得点クリア率は最終対決であるキャプテンゴージャスとの対決条件に影響を与える。 対局中に相手が上がり、プレイヤーの持ち点が0点以下となった場合には、ゲームオーバーとなる。なお、入手したイカサマアイテムや、ストックしたクイズチャレンジタイムを失うことなく、コンティニューすることが可能である。 なお、麻雀部分のゲームシステムは以下の通りである。
登場キャラクターメインキャラクター
サブキャラクター
イカサマ技クイズパネルショックにおいてタイムオーバーあるいはパネルクリアとなった場合に、その回での正答数に応じて、イカサマ技を入手することが可能となっている。なお、イカサマ技は状況に応じて自動発動するようになっており、発動の機会がなければ次局に持ち越される。また、既に入手済みのイカサマ技と同じ技を入手することも可能(使用回数が加算される)となっている。
スタッフ関連書籍
脚注関連項目
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