河尻神宮
河尻神宮(かわしりじんぐう)は、熊本県熊本市南区に鎮座する神社である。旧社格は県社。 由緒鎌倉時代、1197年(建久8年)に河尻荘の領主である河尻三郎源実明が、鶴岡八幡大神の御分霊を河尻荘小岩瀬(現在の熊本市南区富合町小岩瀬)に勧請したのが起こりといわれている[1]。鶴岡八幡大神を主祭神とし、天照皇大神、春日大神、住吉大神、阿蘇大神の4柱を配祀するので、古くより若宮五社大明神と称し、河尻荘1町87村の総氏神として社領33町を有していた[2]。 室町時代、河尻氏の没落により衰微したが、加藤清正公の尊崇を受け、1587年(天正15年)現在地に遷宮・再興し、続く細川家代々の藩主も同様に篤く崇敬した。明治維新後郷社とされ、1898年(明治31年)には県社に列した[3]。 御祭神主祭神配祀神例祭日境内社
境内
出典
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