池田 軌明(いけだ のりあきら)は、江戸時代中期の備中国鴨方藩の世嗣。通称は多宮。
池田軌隆(岡山藩主・池田綱政の九男)の三男として誕生した。幼名は安之丞。
享保10年(1725年)、廃嫡された兄・輝言に代わって鴨方藩世嗣となり、享保12年(1727年)に徳川吉宗に拝謁する。しかし、兄同様に病のため、元文2年(1737年)に廃嫡された。
代わって、一族の大身旗本家から政方が養子に迎えられた。