江擁輝
江 擁輝(こう ようき、1917年 - 1991年2月13日)は、中華人民共和国の軍人、政治家。江西省瑞金県(現在の江西省瑞金市)の出身で、階級は中国人民解放軍少将(1955年授与)。 1931年に中国共産主義青年団、1933年には中国工農紅軍に参加し、1935年に中国共産党へ入党して、長征などに参加した。日中戦争期には、八路軍115師保衛部巡視員、343旅686団の営政治幹事、営政治教導員、魯南支隊6団副政治委員、5旅13団政治処主任、14団政治委員、山東浜海軍区13団営政治教導員、営長(大隊長)、団長(連隊長)などを務めた。 国共内戦期には、東北民主連軍第1縦隊1師2団団長、副師長(副師団長)、師長、第四野戦軍第38軍112師師長、軍参謀長を務め、四平戦役、遼瀋戦役、平津戦役などに参加。なかでも1946年初頭の秀水河戦役においては国民党軍の1個連隊、4個大隊と1個砲兵連隊を殲滅する武功を上げ、中央軍委と民主連軍総部の表彰を受けた。 人民共和国の成立後は、中国人民志願軍第38軍副軍長(副軍団長)、軍長として朝鮮戦争に参戦した後、瀋陽軍区副参謀長、旅大警備区副司令員、司令員、瀋陽軍区参謀長、副司令員、福州軍区司令員を歴任。中国共産党中央委員会第9、10、11、12期中央委員。第13期中央顧問委員会委員。 二級八一勲章、二級独立自由勲章、一級解放勲章を受賞した。 1991年2月13日、瀋陽市にて病没。 出典参照
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