永井清治

永井 清治(ながい せいじ)は、日本即興音楽家

経歴

1968年:評論家・植草甚一著『ジャズと黒人たち』出版記念のコンサートで長谷川時夫山下洋輔らと共演。長谷川時夫と草月会館にてコンサート。

1969年:即興音楽グループ、タージ・マハル旅行団のメンバーとして活動開始。以来、パリコミューン100年祭、ユートピアズ&ビジョンズ展(スウェーデン)、ブリュッセル現代音楽祭、BBCTVプログラムなど多くの現代音楽、ジャズ、ロックのコンサートに参加。

1976年:インドのラジュスベリ芸術学校にてシタールをビエンダールに師事。帰国後、全国各地でインド音楽のコンサートを200回以上行う。

1978年:エクスペリメンタルフェスティバルに参加。

1980年:オルタネイティブアングルに参加。

1982年:シタール奏者としてハリバラーブ祭にて特別賞。

1984年:Mupho-Art展に参加。

1986年:環境/即興/音楽に参加。

1987年:「環境旅行誌」主宰。

1988年:武尊音楽週間に参加(~92年)。

1993年:ミュージックパーセプションーATOS展に参加。

1999年:「永井清治グループ」結成 (永井清治、河合孝治米本実渡辺晃一)。

2002年:永井清治グループでISEA電子芸術国際会議(名古屋)にて演奏[1]

2015年:「空観無為」結成(河合孝治、小森俊明)。

2017年:アースアーティストの池田一と共演を開始。空観無為に織田理史が加入。

ディスコグラフィー

  • 電子即興雑音 1999 永井清治+α(Doppelganger Records/DPCD-82)
  • 河合孝治 永井清治 小森俊明 「空観無為」(Chap Chap Records/CPKW-102)
  • 池田一/空観無為 水奏楽団@東京(Chap Chap Records/CPKW-106)
  • 池田一/空観無為 水奏楽団2017-2020(Chap Chap Records/CPKW-107)
  • Earth Art Drive 2019 Ichi Ikeda + Empty Action(TPAF刊、DVD)

参考文献

  • 『日本の電子音楽』川崎弘二著(愛育社)
  • 『JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-』ジュリアン・コープ著(白夜書房)
  • 『電子即興雑音 1999 永井清治+α』(Doppelganger Records)

脚注