水野忠恒 (法学者)
水野 忠恒(みずの ただつね、1951年〈昭和26年〉6月25日 - )は、日本の法学者(租税法)。学位は、博士(法学)(東京大学・1994年)。一橋大学名誉教授。明治大学経営学部教授。2022年からは岡山商科大学の大学院特任教授。東北大学法学部教授、早稲田大学法学部教授、一橋大学法学部教授、租税法学会理事長などを歴任した。紫綬褒章受章。 概要東京都出身の法学者である。金子宏の教え子にあたり、租税法を専門とする。租税法学会の理事長を務め、「租税法の権威」[1]と評される。東北大学教授、早稲田大学教授、一橋大学教授、明治大学教授などを歴任して教鞭を執り、政府税制調査会特別委員や財務省関税等不服審査会委員など公職を歴任した。ゼミの教え子に国連開発計画環境専門官の大塚玲奈[2]、国立市長の濵﨑真也など[3]。 来歴生い立ち東京都出身。1969年3月、武蔵高等学校を卒業。東京大学法学部にて、金子宏の門下となる。1975年3月、東京大学法学部第一類私法コースを卒業。また、1994年12月、博士論文「アメリカ法人税の法的構造」にて、東京大学より博士(法学)を取得。 研究者として大学卒業後の1975年、東京大学法学部の助手となる。1978年より、東北大学法学部の助教授として租税法を講じる。その間、1982年から1984年にかけて、ハーバード大学ハーバード・ロー・スクールのインターナショナルタックスプログラム、および、カリフォルニア大学バークレー校ロースクールに留学する。1992年、東北大学法学部の教授に昇任する。1994年、早稲田大学法学部の教授に就任。1997年、一橋大学法学部の教授に就任。1999年、一橋大学大学院法学研究科の教授となる。2004年より、一橋大学大学院の法学研究科にて法務専攻(法科大学院)を担当する教授となる。そのほか、東京大学先端科学技術研究センターの客員教授、拓殖大学の大学院商学研究科の客員教授、税務大学校の客員教授、成蹊大学の法科大学院の非常勤講師なども務めた。その後、明治大学に転じ、経営学部の教授に就任する。 租税法学会の理事長で、政府税制調査会の委員を務めた明治大学経営学部教授の水野忠恒ではあったが、2012年、同学会が発行する学術誌に掲載した論文内で、本山美彦・大阪産業大学学長のブログ記事を無断で転用していたことが発覚。水野は無断転用を認めて本山学長や学会員らに謝罪、学術誌も回収した。尚、この一件により、水野は理事長職も辞任した。 2022年から、水野は岡山商科大学の大学院特任教授として就任している。 家族・親族沼津藩主水野家の末裔の父・忠文と、紀伊田辺藩主安藤家の末裔の母・章子の間に二男として生まれた。そのため、同名の大名水野忠恒の末裔にあたる。水野一族の菩提寺は小石川の真珠院。 経歴
栄典学会活動
社会的活動
編著書
脚注
外部リンク |