武藤 一羊(むとう いちよう、1931年9月14日 - )は、日本の社会運動家。ニューヨーク州立大学教授を務めた[1]。
略歴
東京生まれ。1952年、東京大学文学部を退学となる[1]。
その後、原水爆禁止日本協議会国際部に勤務。1965年、ベトナムに平和を!市民連合に参加し、注目される。1973年、アジア太平洋資料センターの設立に参加する[1]。1996年までアジア太平洋資料センターの代表を務める[1]。1998年、ピープルズ・プラン研究所を設立する[1]。
1983年から2000年にかけて、ニューヨーク州立大学ビンガムトン分校の社会学教授であった[1]。
父は、元判事で明治学院大学院長だった武藤富男。
著書
編纂
- 『学生運動』(編、筑摩書房、現代革命の思想8) 1969
- 『新左翼とはなにか 革命主体の形成』(編、自由国民社) 1970
翻訳
- 『スターリン』第1 - 3(トロツキー、マルミュス編、佐野健治共訳、合同出版) 1967
- 『反権力の世代』(ハワード・ジン、合同出版) 1967
- 『氷の上の魂』(エルドリッジ・クリーヴァー、合同出版) 1969
- 『ニクソン - キッシンジャーの陰謀 アメリカの新アジア戦略』(ヴァージニア・ブロディン, マーク・セルデン編著、監訳、現代評論社) 1973
- 『アジアを犯す 新植民地主義の生態』(マーク・セルデン編、森谷文昭共監訳、河出書房新社) 1975
- 『援助貴族は貧困に巣喰う』(グレアム・ハンコック、監訳、朝日新聞社) 1992.4
- 『帝国への挑戦 世界社会フォーラム』(ジャイ・セン、アルトゥーロ・エスコバル, アニタ・アナンド, ピーター・ウォーターマン編、戸田清, 小倉利丸, 大屋定晴共監訳、作品社) 2005.2
関連項目
脚注
外部リンク