武市 好古(たけいち よしふる[1]、1935年[1]3月20日 - 1992年[1]8月6日[2])は、日本の評論家・演出家。日本文芸家協会、日本アカデミー賞協会、日本音楽執筆者協議会、各会員[2]。
人物
徳島県徳島市出身[2]。明治大学を中退[2]。1956年- 1961年の間、劇団四季演出部に在籍した[2]。1969年に渡米して、ラスベガスでショービジネスの演出に従事する[2]。1967年に帰国し、フリーの演出家としてステージの演出および記録映画の監督をつとめる[2]。
また、映画評論、競馬評論、音楽評論、エッセイ、翻訳など大衆文化をテーマに幅広く文筆活動を行う[2]。
受賞
映画作品
- 寄席の人々(1959年)
- ふたりのロッテ(1972年)
- A Bridge to Understanding(1979年)
著書
単著
- 『ぼくの遊びはヒップ・ステップ・キャンプ』九芸出版、1978年
- 『ジャズを読めば : 人生はエンタテインメント』サイマル出版会、1982年
- 『ぼくのジャズ・ヒット・エンド・ラン』音楽之友社、1986年
- 『昔の映画をビデオで見れば』新潮社、1990年
- 『アート・ブレイキーに競馬が好きかと訊ねたら : Just wild about racing』作品社、1992年
- 『映画を見るたびにぼくは少年に戻って行く : マイ・ティージング・ハート』話の特集、1992年
編著
- 『タモリ』福武書店(「ぴーぷる最前線」)、1983年
- 『ウディ・アレンの時代』(責任編集)芳賀書店《シネアルバム》No.122、1987年
- 『競馬を読めば : ブックレヴューエッセイ』中央競馬ピーアール・センター、1990年
訳書
出典
- ^ a b c 武市, 好古, 1935-1992 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス
- ^ a b c d e f g h i 日外アソシエーツ現代人物情報[要ページ番号]