正福寺(しょうふくじ)は、神奈川県川崎市にある天台宗の寺院。詳名は医王山法徳院正福寺(医王山正福寺法徳院)[4]。多摩七薬師の一つである[5]
歴史
創建は江戸時代中期と伝わるが詳細は不明[2][4]。開山は阿闍梨了廓と伝わり、中興の僧は1752年 (宝暦2年)に亡くなったと伝わる[3]。創建時は第六天社と共に土橋太田と言う小字にあった[6]。
天保年間(1830年~1844年)に、第六天社と共に焼失し、現在地に再建された[6][7]。
境内
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馬頭観音、地神塔、庚申塔
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大山道道標を兼ねた馬頭観音
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六地蔵と句碑
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石庭
文化財
年中行事
- 正月、5月、9月 護摩
- 4月8日 花祭り
- 8月12日 施餓鬼会
[2]
交通アクセス
出典
- ^ a b c d e f 川崎市宮前区区民懇話会 第7期文化教育分科会『もっと知ろうよ宮前区ー神社・お寺の歴史をたずねてー』1997年、16頁。
- ^ a b 川崎市『川崎市制80周年記念川崎地名辞典(下)』2004年、37頁。
- ^ a b c d 宮前区役所まちづくり推進部地域振興課『宮前区歴史ガイドまち歩き』2012年、1頁。
- ^ a b 塚田芳雄『江戸・東京札所事典』下町タイムス社、1989年、194頁。
- ^ a b 小倉 勇『宮前の今昔』1992年、32頁。
- ^ a b c d 前川 清治『かわさき地名散歩』多摩川新聞社、1998年、230-231頁。ISBN 4-924882-27-5。
- ^ a b c 川崎市教育委員会文化課/編集『川崎市石造物調査報告書 資料編 昭和54年度』川崎市博物館資料調査団、1980年、6-7頁。
- ^ 『川崎の庚申塔-博物館資料調査 昭和60年度-』川崎市博物館資料調査団、1986年、103頁。
- ^ 川崎市教育委員会文化課/編集『川崎市石造物調査報告書 資料編 昭和54年度』川崎市博物館資料調査団、1980年、53頁。
- ^ 川崎市教育委員会文化課/編集『川崎市石造物調査報告書 資料編 昭和54年度』川崎市博物館資料調査団、1980年、17-18頁。
- ^ 川崎市教育委員会文化課/編集『川崎市石造物調査報告書 資料編 昭和54年度』川崎市博物館資料調査団、1980年、63頁。
- ^ 川崎市教育委員会文化課/編集『川崎市石造物調査報告書 資料編 昭和54年度』川崎市博物館資料調査団、1980年、96頁。
- ^ 川崎市教育委員会文化課/編集『川崎市石造物調査報告書 資料編 昭和54年度』川崎市博物館資料調査団、1980年、108頁。
参考文献