歌川貞虎

歌川貞虎
ヒト
性別男性 編集
国籍日本 編集
読み仮名うたがわ さだとら 編集
生年月日不明な値 編集
死亡年月日不明な値 編集
職業浮世絵師 編集
活動地東京都 編集
活動開始1818 編集
活動終了1844 編集
利き手左利き 編集
コレクション所蔵者大英博物館 編集
全作品の著作権状態著作権保護期間満了 編集

歌川 貞虎(うたがわ さだとら、生年不明 - 天保13年3月16日1842年4月26日〉)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

初代歌川国貞の門人。通称は与之助(または三之助)、五風亭と号す。「左筆」と落款した作があることから左利きだったと見られる。作画期は文政から天保の頃にかけてで、合巻の挿絵や花鳥画、美人画、役者絵などを描いた。法名は淳岳禅定門、墓所は東京都亀戸の光明寺

作品

版本挿絵

錦絵他

  • 東都名所女夫尽の内 上野山内女夫杉」 大判錦絵 公文教育研究会所蔵
  • 向嶋弘法大師境内之図」 大判錦絵3枚続 公文教育研究会所蔵
  • 見立二十四孝之内 楊香」 大判揃物のうち 公文教育研究会所蔵 ※文政末
  • 東都七福神詣の内 日暮 布袋」 大判揃物 公文教育研究会所蔵 ※天保頃
  • 「東都高名稲荷尽」 大判揃物 ※天保頃
  • 「鎌倉七里ヶ浜ヨリ江の嶋遠見ノ図」 大判3枚続 ※天保10年頃
  • 「隅田川の夕暮」 大判3枚続 ※天保13年頃
  • 「新吉原 扇屋内七越」 大判 ※天保13年頃
  • 「役者絵」 団扇絵 ※「歌川貞虎左筆」
  • 「不忍池 月夜の図」 大判3枚続 中右瑛コレクション
  • 「芥子と蝶」 大判 ※川正版
  • 「皿まわし」 墨摺
  • 「仙人」 墨摺

参考文献

  • 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]
  • 結城素明 『芸文家墓所誌』 村田書店、1977年 ※98頁
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※44頁

関連項目