|
この項目では、漢字文化圏における姓について説明しています。朝廷の官職に付され正規の員数を超え任命されたことを表す接頭辞については「権官」をご覧ください。 |
権(ごん)は、朝鮮半島や日本、中華圏で用いられる姓(漢姓)。韓国では比較的に多く使われる姓であるが、日本や中国では希少である。
韓国・北朝鮮
権(クォン、朝: 권)は、朝鮮人の姓の一つである。56ほどの本貫(氏族)に分かれていたが、大部分が大韓民国成立直後に安東権氏に統合され、同氏が現在最大の氏族集団である。その貫郷の慶尚北道安東市では総人口の10%以上が権姓である[1]。
2015年調査による人口数は705,941人[2]。
著名な人物
氏族
出典
日本
権(ごん)の由来の多くは権現堂、権現山、権右衛門屋敷に位置する地名のこと。
関連姓は権下、権石などがある。
中国
権氏は2020年の中華人民共和国の統計では人数順の上位100姓に入っておらず[3](300位前後の説がある[4])、希少姓となっている。2~3種類ほどの系統があるが、紀元前700年以後、湖北省権県楚が楚の領土になったため、楚国系の比重が大きい。一方、台湾の2018年の統計では410番目に多い姓で、260人がいる[5]。
脚注
関連項目
韓国の多い姓上位100位 |
---|
第1~25位 | |
---|
第26~50位 | |
---|
第51~75位 | |
---|
第76~100位 | |
---|
備考 | |
---|