森 さくら(もり さくら、1996年4月17日 - )は、日本の卓球選手[1]。大阪市出身。右シェーク両面裏ソフトドライブ型。ITTF世界ランキング17位(2018年1月現在)[注 1][2]。段級位は5段。
Tリーグは日本生命レッドエルフ所属。
経歴
大阪市出身[3]。両親や兄の森聡詩が卓球選手という環境に育ち[4]、会社員の父がコーチとなって[5]、3歳からラケットを握ったという[3]。伊丹市の伊丹卓球協会による卓球教室へ通い[5][6]、2004年には全日本卓球選手権大会バンビの部(小学2年生以下)で優勝した[4][5][7]。中学校は、青森市の青森山田中学高等学校に入学し[4]、2010年の全日本卓球選手権大会カデットの部では、女子14歳以下で準優勝した(優勝は前田美優)[8]。
高等学校は、大阪市の昇陽高等学校へ進み、大阪に戻ってからは北区の関西卓球アカデミーなどで練習を重ねる[3]。2013年1月の全日本卓球選手権大会では、ジュニアの部で3位、一般の部で10位に入り[9]、続く2月のジャパントップ12卓球大会でも3位になった[10]。
2014年1月の全日本卓球選手権大会では、ジュニアの部で7位であったが、一般の部では準決勝で福原愛を下して決勝まで進み[11]、石川佳純に敗れたものの2位となって[12]、協会推薦により世界選手権団体戦の日本代表に初選出された[3][13]。
2014年5月の第52回世界卓球選手権団体戦(東京大会)において、準優勝した。
2017年、インドオープンにU21で優勝、そのままの勢いで一般の部でも優勝しツアー初優勝を果たす。
プレースタイル
右シェーク両面裏ソフトドライブ型[1]。またポイントごとに会場に響き渡るほどの声(高音と低音を使い分けて)で感情を表に出してプレーしている。
主な戦績
- 2014年
- 2015年
- ITTFワールドツアーベラルーシオープン ダブルス 優勝(前田美優ペア)
- 2016年
- ITTFワールドツアー中国オープン U21 シングルス 3位
- ITTFワールドツアーチェコオープン シングルス ベスト8
- ITTFワールドツアーカタールオープン U21 3位
- ITTFワールドツアーブルガリアオープン U21 シングルス ベスト4
- ITTFワールドツアーオーストラリアオープン U21 シングルス 準優勝
- ITTFワールドツアーオーストリアオープン U21 シングルス 優勝
- ITTFワールドツアースウェーデンオープン U21 シングルス 準優勝
- 2017年
- ITTFワールドツアーインドオープン シングルス 優勝
- ITTFワールドツアーインドオープンU21シングルス優勝
- ITTFワールドツアーブルガリアオープン シングルス ベスト8
- ITTFワールドツアー グランドファイナル 出場
- 2018年
- ITTFチャレンジシリーズスロベニアオープン シングルス 準優勝
- 2022年
- WTTフィーダーフリーモント大会 ダブルス(笹尾明日香ペア) 優勝
- WTTフィーダーウェストチェスター大会 ダブルス(笹尾明日香ペア) 優勝
Tリーグの成績
| この節の 加筆が望まれています。 (2020年7月) |
年 |
所属チーム |
背番号 |
種目 |
試合数 |
勝利 |
敗戦 |
種目 |
試合数 |
勝利 |
敗戦
|
2018-19 |
日本生命レッドエルフ |
# |
シングル |
試合 |
勝 |
敗 |
ダブルス |
試合 |
勝 |
敗
|
2019-20 |
シングル |
試合 |
勝 |
敗 |
ダブルス |
試合 |
勝 |
敗
|
受賞
テレビ番組
- ジャンクSPORTS レジェンドからニュースターまで注目の卓球選手が集結(2020年11月22日、フジテレビ)[14]
脚注
注釈
出典
外部リンク