梅原郁
梅原 郁(うめはら かおる、男性、1934年1月1日[1][2] - 2020年5月3日[2][3][4])は、日本の東洋史学者。京都大学名誉教授。専門は中国史、特に宋代史[2]。 経歴京都市生まれ[2]。父は東洋考古学者の梅原末治。1957年京都大学文学部史学科東洋史学専修卒業[2]。1962年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学[2]。1966年神戸学院大学助教授[2]、1969年京都大学人文科学研究所助教授[2]、1981年同教授[2]。1986年「宋代官僚制度研究」で文学博士の学位を取得[2]。1997年定年退官[2]、名誉教授[2]、就実女子大学教授[2]。2005年退職[2]。就実大学では西嶋定生文庫の整備に尽力した[2]。 宋代史を主要な研究分野とするが、元・明・清朝の法制史・制度史研究でも大きな成果がある[2]。2010年に、宋代における法制史の研究をまとめた『宋代司法制度研究』を中心に、2010年日本学士院賞(第100回)を受賞した[2]。2012年春瑞宝中綬章叙勲[2]。2020年5月3日病気により死去[2][3][4]。 著書
編著
訳・研究
脚注
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