桜井周

櫻井 周
(桜井 周)
さくらい しゅう
生年月日 (1970-08-16) 1970年8月16日(54歳)
出生地 日本の旗 兵庫県伊丹市
出身校 京都大学農学部卒業
京都大学大学院農学研究科修士課程修了
ブラウン大学大学院環境学修士課程修了
前職 銀行
弁理士
所属政党民主党→)
民進党→)
旧立憲民主党→)
立憲民主党階G江田G
公式サイト 立憲民主党 桜井シュウ 公式サイト

選挙区比例近畿ブロック→)
兵庫県第6区
当選回数 3回
在任期間 2017年10月27日[1] - 現職

当選回数 2回
在任期間 2011年5月1日 - 2017年
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櫻井 周(さくらい しゅう、1970年8月16日[2] ‐ )は、日本政治家弁理士立憲民主党所属の衆議院議員(3期)。元伊丹市議会議員(2期)、前立憲民主党兵庫県連代表[3]。選挙では「桜井 周」または「桜井 シュウ」という通称を用いている[4]

来歴・人物

兵庫県伊丹市出身[5]。私立美鈴月影幼稚園、伊丹市立鈴原小学校伊丹市立南中学校兵庫県立伊丹高等学校を経て、1994年3月、京都大学農学部卒業。1996年3月、京都大学大学院農学研究科修士課程修了。同年4月、海外経済協力基金(現:国際協力銀行)に就職。2002年、ブラウン大学大学院環境学修士課程修了[6]

2005年に退職し、特許事務所に転職。2007年、弁理士登録。2010年、特許事務所を退職。

2011年4月24日に行われた伊丹市議会議員選挙に立候補し、初当選。市議時代は民主党に所属した[7]。2015年に再選。

2016年2月に民主党兵庫県第6区総支部長に就任し、2016年3月の民進党結成後は引き続き、民進党兵庫県第6区総支部長に就任[6]。次期衆院選への立候補準備を進める。

2017年9月28日、翌月投開票が行われる第48回衆議院議員総選挙に向けて民進党は希望の党へ合流することを決定[8]。10月3日午前、新党「立憲民主党」が設立され[9]、同日午後に希望の党は兵庫6区の公認候補として小池百合子代表の元公設秘書の幾村奈応子を擁立すると発表した[10][11]。10月4日、桜井は伊丹市で記者会見し、民進党に離党届を提出したこと、立憲民主党に入党と公認の申請をしたことを発表。会見で「6区は小池代表の昔の選挙区で、ある種、希望の党側からすると聖域。民進系の私がすんなり決まることはないだろうと思っていた」と述べた[12][13]

兵庫6区では、日本維新の会が元衆議院議員の市村浩一郎を擁立したため、自由民主党大串正樹と併せ4名による激戦となった。民進党県連は地元の議員に幾村を支援するよう要請するが、民進系議員の多くは「顔も見たことがないし、挨拶にも来ないような候補は応援できない」として桜井陣営に回った[14]。10月22日、衆院選は実施され、桜井は大串に敗れるも比例復活で初当選を果たした[15][1]

2020年9月15日、旧立憲民主党と旧国民民主党は、2つの無所属グループを加えた形で新「立憲民主党」を設立[16]。桜井も新党に参加。

2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙は、小選挙区では日本維新の会元職の市村浩一郎が、自民党の大串、立憲民主党の桜井を破り、返り咲いた。次点の大串は比例復活で当選。比例近畿ブロックで立憲民主党は3議席を獲得し、桜井は1番目の惜敗率により、比例復活で再選を果たした[17][18]枝野幸男代表の辞任に伴う立憲民主党代表選挙(11月30日実施)では小川淳也の推薦人に名を連ねた[19]

2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙では、桜井が小選挙区で当選し、大串と市村は比例復活となった[20]

政策

所属団体・議員連盟

選挙歴

当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
2011年伊丹市議会議員選挙 2011年4月24日 40 ーー 無所属 3241票 ーー 28 2/35 /
2015年伊丹市議会議員選挙 2015年4月26日 44 ーー 無所属 3812票 ーー 28 2/37 /
比当 第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 47 兵庫県第6区 立憲民主党 6万9878票 31.16% 1 2/4 2/5
比当 第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 51 兵庫県第6区 立憲民主党 7万7347票 30.40% 1 3/3 1/3
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 54 兵庫県第6区 立憲民主党 7万9061票 33.20% 1 1/5 /

脚注

  1. ^ a b 平成29年(2017年)10月27日中央選挙管理会告示第26号(平成二十九年十月二十二日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  2. ^ 立憲民主党 | 衆院選2017 議員情報 櫻井周
  3. ^ 立憲民主党ひょうご”. 立憲民主党ひょうご. 2022年8月27日閲覧。
  4. ^ 議員一覧”. www.shugiin.go.jp. 2024年12月4日閲覧。
  5. ^ 桜井周(小選挙区・兵庫県) 【衆議院選挙2017】:読売新聞
  6. ^ a b 公式サイト プロフィール
  7. ^ 民主党兵庫県総支部連合会 所属議員 - 市町村議員 -”. 民主党. 2011年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月31日閲覧。
  8. ^ “ドキュメント衆院解散”. 朝日新聞. (2017年9月28日). https://www.asahi.com/special/timeline/syuinkaisan17/ 2022年2月10日閲覧。 
  9. ^ “衆院選、3極走る 公示まで1週間”. 日本経済新聞. (2017年10月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21818450T01C17A0MM0000/ 2022年2月5日閲覧。 
  10. ^ “【衆院選】希望の党・第1次公認リスト(192人)”. 産経新聞. (2017年10月3日). https://www.sankei.com/article/20171003-NK7P4VUV5BN6FHCY22UVSGOJMY/3/ 2017年10月12日閲覧。 
  11. ^ 幾村奈応子(小選挙区・兵庫県) 【衆議院選挙2017】”. 読売新聞社. 2022年2月2日閲覧。
  12. ^ 田辺佑介 (2017年10月5日). “衆院選2017:兵庫6区 民進・桜井氏「立憲」から出馬へ 「希望」は小池氏元秘書 /兵庫”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20171005/ddl/k28/010/478000c 2022年2月14日閲覧。 
  13. ^ “【衆院選】希望公認の幾村氏「小池氏原点の地で勝つ」 桜井氏は立憲民主党から出馬表明 兵庫6区 ”. 産経新聞. (2017年10月4日). https://www.sankei.com/article/20171004-QT55GQOACZN4TNOA6Y6SFOVNUI/ 2017年10月25日閲覧。 
  14. ^ “【関西の議論】「顔も知らない」「裏切り者」 希望の党・小池氏「地元」で大惨敗 批判にさらされたチルドレン”. 産経新聞. (2017年11月6日). https://www.sankei.com/article/20171106-FZFGLDABCNL45MCZXL57RMXG5Y/ 2017年11月7日閲覧。 
  15. ^ 兵庫-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年12月4日閲覧。
  16. ^ 横山大輔、木谷孝洋 (2020年9月16日). “新「立憲民主」衆参150人で結党 野党第一党、枝野氏「選択肢示す」”. 東京新聞. 2021年3月16日閲覧。
  17. ^ 衆議院選挙2021 兵庫(神戸・姫路など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
  18. ^ 【2021年 衆院選】近畿ブロック(比例区)開票速報”. 衆議院選挙(2021年総選挙)特設サイト. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
  19. ^ “立憲代表選、4陣営の推薦人は計90人 国会議員の7割固まる”. 朝日新聞. (2021年11月19日). https://www.asahi.com/articles/ASPCM46VPPCMULEI002.html 2021年11月19日閲覧。 
  20. ^ 日本放送協会. “衆議院選挙 兵庫6区 桜井周氏 立民・前 当選|NHK 兵庫県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年12月4日閲覧。
  21. ^ a b c d e f g h i j 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2017衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年12月4日閲覧。
  22. ^ “受動喫煙対策、国会議員アンケートでわかった5つの「傾向」”. BuzzFeed News (BuzzFeed Japan). (2018年3月23日). https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/judokitsuen-kokkai-giin-comment 2021年2月14日閲覧。 
  23. ^ 人権外交を超党派で考える議員連盟公式ホームページ”. 人権外交を超党派で考える議員連盟公式ホームページ. 2024年12月4日閲覧。

外部リンク