桑山 弥三郎(くわやま やさぶろう、1938年 [1]- 2017年1月10日[2])は日本の書体デザイナー、ロゴデザイナー。かな書体タイポス開発者の一人[3]で、1970年代に日本タイポグラフィ協会常任委員[1]、後に佐藤敬之輔賞選考委員を務めた[4]。新潟県出身[1][2]。1962年武蔵野美術学校卒業[1]。
1970年代に雑誌『アイデア』に多数の記事を寄稿[5]。
著作
- 『レタリングデザイン』1969年、グラフィック社
- 『グラフィック・エレメント集』1-10巻、柏書房
- 『書体デザイン』1971年、グラフィック社
- 『街のレタリング 1』1980年、ビッグ社
- 『自習レタリング・明朝体 1』1981年、グラフィック社
- 『ロゴタイプ』1983年、柏書房
- 『ロゴタイプ2』1988年、柏書房
- Logotypes of the world, Writers Digest Books, 1988
- Trademarks & Symbols of the World, North Light Books, 1989
- International logotypes, Nippon Shuppan Hanbai Deutschland GmbH, 1990
- 『ロゴタイプ3(ヨーロッパ編)』1990年、柏美術出版
- 『オプティカル・デザイン』1991年、柏美術出版
- 『ロゴデザイン』1994年、柏書房
出典
- ^ a b c d “桑山書体デザイン室 - 桑山書体デザイン室について”. www.kuwatype.com. 2021年12月19日閲覧。
- ^ a b “日本タイポグラフィ協会 - 【訃報】桑山弥三郎会員ご逝去のご報告 会員の桑山弥三郎さんが1月10日に逝去されました。(後略)”. Facebook (2017年2月8日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(17) タイポスの登場”. マイナビニュース (2018年11月20日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “NPO法人 日本タイポグラフィ協会”. www.typography.or.jp. 2021年12月19日閲覧。
- ^ “Tesori d'archivio: dove trovare le copie digitali del quasi introvabile “Trademarks & Symbols of the World”” (イタリア語). Frizzifrizzi (2020年9月22日). 2021年12月31日閲覧。
外部リンク