栗原康 (政治学者)
栗原 康(くりはら やすし、1979年 - )は、日本の政治学者[1]。専門はアナキズム研究[2]。著書に『大杉栄伝 永遠のアナキズム』や『学生に賃金を』などがある[2]。東北芸術工科大学非常勤講師を務める[3]。 経歴1979年、埼玉県に生まれる[4]。高校時代は埼玉から千葉県市川市の市川高等学校[5]まで片道2時間半かけて通学していたが、満員電車で気分が悪くなって吐いてしまったところ、サラリーマンに背中をカバンで連打されたという経験がトラウマとなり[3]、それからは満員電車を避け、途中駅の公園で読書をした。ある日公園で読んだ大杉栄の評論がきっかけでアナキズムを研究することになる。早稲田大学政治経済学部を卒業後、同大学院の政治学研究科の博士後期課程を満期退学[6]。白井聡とは同じゼミであった[7]。 2014年、『大杉栄伝 永遠のアナキズム』で第5回いける本大賞を受賞する[8]。2016年、6冊目の著書『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』が岩波書店より刊行された[9]。2017年、池田晶子記念「わたくし、つまりNobody賞」を受賞。 著書
出演脚注
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