松田 幸緒(まつだ さちお、1954年[1] -)は、日本の小説家、推理作家。
経歴・人物
東京都生まれ、在住[1][2]。早稲田大学第一文学部西洋史学科を卒業する[1]。2009年、「最後のともだち」が第21回堺自由都市文学賞の佳作に選ばれる[3]。2010年、「完璧なママ」が第8回北区 内田康夫ミステリー文学賞の大賞を受賞する[4]。2014年、「ユメノアト」が第6回日経小説大賞の最終候補作に選ばれる[5]。2015年、「中庭に面した席」で第95回オール讀物新人賞を受賞する[6]。
趣味は読書、映画・音楽鑑賞など[1]。好きな作家として、ウィリアム・トレヴァー、スティーヴン・ミルハウザー、アントン・チェーホフを挙げている[1]。
作品リスト
小説
- 返信(『月刊ジェイ・ノベル』2011年4月号)
- をさなごころ(『月刊ジェイ・ノベル』2014年3月号)
- 中庭に面した席(『オール讀物』2015年11月号)
- 小説教室の男(『小説すばる』2016年8月号)
- 洛西を走る(『オール讀物』2016年11月号)
- すばらしき日々(『オール讀物』2017年5月号)
- ヨダゾーブンゼー(『小説すばる』2018年1月号)
- 色物の芸人(『オール讀物』2019年8月号)
エッセイ
- わたしの逃避術(『小説すばる』2016年2月号)
- [追悼 内田康夫](『オール讀物』2018年5月号)
アンソロジー収録作
「」内が収録されている松田幸緒の作品
- 第21回 堺自由都市文学賞(2009年11月 堺市)「最後のともだち」
- はじめての小説2 内田康夫&東京・北区が選んだ珠玉のミステリー(2013年3月 実業之日本社)「完璧なママ」
脚注
出典
- ^ a b c d e 第95回オール讀物新人賞|公募懸賞ガイド
- ^ 黒板 第95回オール読物新人賞:朝日新聞デジタル
- ^ 「第21回堺自由都市文学賞入選作品」小冊子 発行 | あっとさかい | 公益財団法人 堺市文化振興財団
- ^ 北区 内田康夫ミステリー文学賞|東京都北区
- ^ 死刑囚巡る感情 真に迫る 大賞に「女たちの審判」 | 日本経済新聞
- ^ クリップ:第95回オール読物新人賞(文芸春秋主催) - 毎日新聞
関連項目