松浦 盛(まつら さこう)は、室町時代の武将。肥前国武辺城主。
父・松浦進の跡を受けて相神浦松浦氏の家督を継ぐ。嘉吉2年(1442年)、御厨荘今福にある土地を歳宮に寄進している[1]。翌嘉吉3年(1443年)、相神浦の地に新たに武辺城を築き、今福にある梶谷城から本拠を移した。また、この頃、新豊寺に鐘を贈与している。長禄元年(1457年)、李氏朝鮮と歳遣船での貿易を締結した。
応仁元年(1467年)、死去。
脚注
- ^ 『史料綜覧』第7編之907 728頁
出典
- 『肥前松浦一族』(外山幹夫著 新人物往来社)
- 『松浦氏と平戸貿易』(外山幹夫著 国書刊行会)
- 『松浦家世伝』