松村 正直(まつむら まさなお、1970年9月3日 - )は、日本の歌人。国際啄木学会会員。東京都町田市出身、京都府京都市在住。歌誌「塔」元編集長。同人誌「パンの耳」発行人。三菱倉庫の社長を務めた松村正直(政治家松村謙三の長男)とは同姓同名の別人。
来歴
駒場東邦高等学校、東京大学文学部独文科卒業後、8年間フリーターをしながら全国の地方都市を移り住む。1996年に石川啄木の影響で短歌をはじめ、翌年「塔」入会。1999年「フリーター的」で第45回角川短歌賞次席。2000年毎日歌壇賞受賞。2002年第1歌集『駅へ』で第10回ながらみ書房出版賞受賞。2011年評論集『短歌は記憶する』で第9回日本歌人クラブ評論賞受賞。2014年第3歌集『午前3時を過ぎて』で第1回佐藤佐太郎短歌賞受賞[1]。NHKラジオ「夜はぷちぷちケータイ短歌」にも選者として出演経験を持つ。2020年度「NHK短歌」選者。2020年末をもって「塔」を退会[2]。
著書
歌集
歌書
その他
- 他は 石川美南、生沼義朗、黒瀬珂瀾、笹公人、島田幸典、永田紅、野口恵子、松野志保、松本典子
出演番組
脚注
外部リンク