松本民芸館
松本民芸館(まつもとみんげいかん)は、長野県松本市里山辺にある民芸博物館。丸山太郎が優れた民芸品を蒐集し、1962年(昭和37年)に独力で創館した。コレクションの中核は、丸山によって収集された約6,800点の民芸品を展示する。 英語表記はMatsumoto Folkcraft Museum[1]、Matsumoto Folk Craft Museum[2]、Matsumoto Folk Art Museum[3]といったものがある。 概要1962年(昭和37年)に松本市中央、中町通りの「ちきりや工芸店」の初代主人丸山太郎によって創館された。その後、1983年(昭和58年)に、松本民芸館の土地、建物を含め、約6,800点にも及ぶコレクションが松本市に寄贈された。松本市では丸山の遺志を継ぎ、1992年(平成4年)に松本市立博物館の分館となり、2003年(平成15年)春にリニューアルオープンしている。 柳宗悦の民藝運動に共鳴して集めた日本や世界の民芸コレクションを収蔵した建物は、松本市の東部、住宅と田園に隣接する場所にあり、土蔵造りの建物と、大きなケヤキとブナの木のある庭園もある。1階展示室では、箪笥(たんす)や行李(こうり)など、手仕事の逸品を満喫することができる。2階展示室には「民藝をみるたしかな目」によって蒐集された陶器・磁器やガラス器のコレクションが展示されている。 展示品(一部)日本の水甕(みずがめ)・猪口(ちょこ)・壺・漆器・箪笥たんす、世界各地の陶磁器・木工品・ガラス器などを展示
営業情報アクセス料金・開館時間
脚注
関連項目外部リンク
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