松木 宗隆(まつのき むねたか、1868年8月16日(慶応4年6月28日[1])- 1943年(昭和18年)11月16日[1])は、明治から昭和前期の政治家、華族。貴族院伯爵議員。幼名・保丸[1]。
経歴
左近衛中将・松木宗有の四男として生まれる[1][2]。父・宗有の隠居に伴い、1879年(明治12年)5月2日、家督を継承[1]。1884年(明治17年)7月7日、伯爵を叙爵した[3]。
学習院、東京専門学校、日本法律学校で学んだ[2][4]。
貴族院伯爵議員に選出され、研究会に属して1904年(明治37年)7月10月から[5]1911年(明治44年)7月9日まで[4]と1918年(大正7年)7月10日[4][6]から1943年4月9日[7]まで在任した。
栄典
親族
脚注
- ^ a b c d e f g 『平成新修旧華族家系大成 下巻』641-642頁。
- ^ a b 『人事興信録 第14版 下』マ79-80頁。
- ^ 『官報』第307号、明治17年7月8日。
- ^ a b c 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』29頁。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、12頁。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、25頁。
- ^ 『官報』第4874号、昭和18年4月14日。
- ^ 『官報』第7272号「叙任及辞令」1907年9月23日。
- ^ 『官報』第883号「叙任及辞令」1915年7月12日。
- ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 下巻』霞会館、1996年。