松延 市次(まつのぶ いちじ、1924年5月3日 - )は、日本の国語学者である。宮本武蔵の著書『五輪書』の国語学的研究でも知られている。福岡県八女郡出身。剣道教士七段。
経歴
著書
- 『ことばの研究』研数書院 1956年
- 『小大君全釈』(共著)翰林書房 2000年
- 教科書
- 『中等国語』三省堂 編集委員 1960年
- 『古典文法』桐原書店 1983年
- 副読本
- 『漢字の基礎学習』正高社 1977年
- 『基礎古典文法』桐原書店 1993年
- 辞典・辞書
- 『新撰国語辞典』小学館 編集委員 1955年
- 『音訓両引き国語辞典』三省堂 編集委員 1961年
- 雑誌『剣道』編集長 正高社 1976〜1980年
- 『剣道』成美堂 1987年
- 『剣道段級審査』(共著)成美堂 1995年
- 『「五輪書」の諸本について及び四本対校一覧』「秋草学園短大紀要5」1988年
- 『東北大学本五輪書について』「秋草学園短大紀要6」1989年
- 『丸岡家本五輪書』について』「報告1号」1998年
- 『「五輪書」諸本の異なり表記』「報告1号」1999年
- 『校本・五輪書・諸本一覧(3巻の1)』1999年
- 『校本・五輪書・索引編(3巻の2)』付き『ロシア語版五輪書』2003年
- 『校本・五輪書・資料編(3巻の3)』2001年
- 『決定版 宮本武蔵全書』(共著)松延市次訳・校訂、松井健二監修 弓立社 2003年 ISBN 4896673018
関連項目