松岡 幹夫(まつおか みきお 1962年2月16日 - )は、日本の仏教思想家。在家僧侶。専門は、社会哲学、日蓮研究、創価信仰学。東日本国際大学教授。同大学東洋思想研究所所長。公益財団法人東洋哲学研究所研究員。創学研究所所長。
経歴
著作
単著
- 『日蓮仏教の社会思想的展開』 (東京大学出版会、2005年)
- 『日蓮正宗の神話』(論創社、2006年)
- 『現代思想としての日蓮』 (長崎出版、2008年)
- 『法華経の社会哲学』 (論創社、2010年)
- 『日蓮仏法と池田大作の思想』 (第三文明社、2010年)
- 『公開問答10の破折――破綻した阿部日顕の教学』(第三文明社、2011年)
- 『超訳 日蓮のことば』(柏書房、2013年)
- 『京都学派とエコロジー――比較環境思想的考察』(論創社、2013年)
- 『平和をつくる宗教』(第三文明社、2014年)
- 『宮沢賢治と法華経――日蓮と親鸞の狭間で』(昌平黌出版会、2015年)
- 『仏教とお金』(柏艪舎、2017年)
- 『新版日蓮仏法と池田大作の思想』(第三文明社、2018年)
- 『創価学会の思想的研究〈上巻〉平和・非暴力編』(第三文明社、2020年)
- 『創価学会の思想的研究〈下巻〉人権・共生編』(第三文明社、2020年)
共著
- 『近代日本思想を読み直す』(理想社、2002年)
- 『宗教から考える公共性』(東京大学出版会、2006年)
- 『友人葬の現在――変わりゆく葬送儀礼』(東洋哲学研究所、2006年)
- 『平和を目指す仏教』(東洋哲学研究所、2007年)
- 『地球環境と仏教』(東洋哲学研究所、2008年)
- 『国家と宗教――宗教から見る近現代日本 』(法蔵館、2008年)
- 『いわきから問う東日本大震災――フクシマの復興と日本の将来』 (東日本国際大学東洋思想研究所、2013年)
- 『地球文明と宗教:東洋哲学研究所創立50周年記念論文集』(東洋哲学研究所、2013年)
- 『創価学会を語る』(佐藤優との対談、第三文明社、2015年)
- 『論語の力』(緑川浩司との対談、財界21、2016年)
編著
- 『創学研究Ⅰ──信仰学とは何か』(創学研究所編、第三文明社、2021年)[11]
- 『創学研究Ⅱ──日蓮大聖人論』(創学研究所編、第三文明社、2023年)[12]
所属学会
脚注
- ^ 『超訳 日蓮のことば』(柏書房、2013年) の著者紹介より引用。
- ^ a b c 『日蓮正宗の神話』の著者略歴による
- ^ 『日蓮正宗の神話』p.413.
- ^ a b 『日蓮仏教の社会思想的展開』の著者略歴による
- ^ 『京都学派とエコロジー』のあとがきに「黒住先生、山脇先生の人柄と識見に強い魅力を感じ、山脇先生に指導教授をお願いして教養学部の博士課程(総合文化研究科)を受験した」(p.462)とある
- ^ https://ci.nii.ac.jp/naid/500000298694
- ^ 『法華経の社会哲学』の著者略歴による
- ^ 東日本国際大学HPより確認。
- ^ 『平和をつくる宗教』の著者略歴による
- ^ 創学研究所HPより確認。
- ^ “創学研究Ⅰ──信仰学とは何か”. 第三文明社 (2021年12月10日). 2024年4月13日閲覧。
- ^ “創学研究Ⅱ──日蓮大聖人論”. 第三文明社 (2023年10月11日). 2024年4月13日閲覧。
外部リンク