東軟グループ
東軟グループ(とうなんグループ、中国語:東軟集団、英語名:Neusoft GroupまたはNeusoft Corporation)は中国最大[要出典]のソフトウェア開発・ITサービス会社で、本社は遼寧省瀋陽市にある。1991年に瀋陽にある東北大学 (中国)の教授、劉積仁博士(英語名:Liu Jiren、現在は代表取締役会長兼CEO)が起業し、1993年に設立した会社で、当初日本のアルパインおよび東芝がプロジェクトを出して育て、1996年からは中国のソフトウェア会社としては初めて上海証券取引所に上場している。中国以外には、子会社が日本(Neusoft Japan株式会社)と米国にあり、事務所が中東とヨーロッパにある。 簡単な沿革
主要な業務ソフトウェア開発 & ITサービス東軟グループのおもな業務は、中国国内の各地の営業所を通じて、主要企業のIT関係業務をサポートして、中国最大のシステムインテグレーターとして、他社製および自社製のソフトウェアのインストール・カストマイズ・テスト・運営などを通して顧客にソリューションを提供している。顧客は電力、電信、市・省・地方レベルの自治体、社会保険、金融、教育など多岐の分野に及ぶ。 また、海外、特に日本の企業からのソフトウェア開発のアウトソーシング(外注)を受けるのも、業務の大きな柱の一つになっている。(ITO) データ入力、コールセンター、あらゆる間接業務も、日本語・韓国語・英語・中国語で行なっている。(BPO)
瀋陽本社・開発センター遼寧省瀋陽市の町の中心から青年大街を南へ、渾河を渡ったところの渾南新区に本社兼開発センターを置いている。 大連開発センター大連の大連ソフトウェアパーク内に日本向け開発センターを開設している。(右の写真) 医療機器CTスキャナーなどの医療機器の開発・製造・販売・システム設置も行なっている。 東軟信息学院東軟グループが60パーセント、大連ソフトウェアパーク㈱が40パーセント出資で民間大学(私立大学)、東軟信息学院(東軟情報大学、英語:Neusoft Institute of Information)を大連、南海(広東省仏山市南海軟件園内、広州市近く)、成都(都江堰市青城山)に開設している。大連校舎は年間4千人の学生を入れており、専攻は情報科学、情報管理、組込みソフト開発、アニメーション、英語、日本語などである。 日本子会社日本に東軟グループが100パーセント出資の子会社がある。
参考文献関連項目
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