東奥文学賞

東奥文学賞
(とうおうぶんがくしょう)
受賞対象小説
日本の旗 日本
主催東奥日報社
初回2008年
最新回2017年
最新受賞者田辺典忠「健やかな一日」

東奥文学賞(とうおうぶんがくしょう)は、日本文学賞

概要

2008年12月6日、東奥日報社が創刊120周年を記念して創設した[1][2]。新人の発掘・育成を主眼として、青森県内在住者または県出身者を対象に、題材・ジャンルを問わず400字詰め原稿用紙100枚以内の未発表の小説が募集されている[1]。前途有為な新人を発掘・育成し、本県から文学作品を発信することを目的としている[3]。東奥日報社が主催している[3]。隔年で開催されている。最終選考は、ともに弘前市出身で直木賞作家の長部日出雄文芸評論家三浦雅士が行っている[4]。大賞受賞者には、賞金として100万円が贈られる。贈呈式は、東奥日報社で行われている[5]

受賞作一覧

回(年) 応募総数 受賞作 著者
第1回(2011年) 108編 大賞 「ロングドライブ」 世良啓
次点 「碧の追想」 柳田創
「恋唄」 田邊奈津子
第2回(2013年) 85編 大賞 「早春の翼」 田邊奈津子
次点 「雨やどり」 高森美由紀
第3回(2015年) 75編 大賞 「北の神話」 青柳隼人
第4回(2017年) 65編 大賞 「健やかな一日」 田辺典忠
第5回(2019年) 48編 大賞 「月光の道」 花生典幸
第6回(2021年) 103編 大賞 「北側の壁」 道田貴子
第7回(2023) 68編 大賞 「漆花に捧ぐ」 日野洋三

脚注

出典

関連項目