東北重機工事
東北重機工事株式会社(とうほくじゅうきこうじ)は、宮城県塩竃市に本社・工場を置く造船・建設事業者である。 概要1987年(昭和62年)に廃業・解散した東北造船株式会社の新造船事業を承継し、同年8月に設立された[2]。 引き継いだ船殻ブロック組立工場等は、元々同一の造船所だった東北ドック鉄工(東北造船の修繕船・鉄構部門を承継)のドック・船台に隣接している。新造船事業の内容は、主に他造船所向けの船殻ブロックの製作や、各種小型船の建造である[3][4][5][6]。東北ドック鉄工が行う船舶修繕・改造事業の一部を担当することもある[3]。 各種建物や橋梁、海洋構造物などの建設事業も幅広く手掛けている[7]。 主要設備東北重機工事株式会社公式サイト掲載「船舶事業部」より(2021年6月29日閲覧)
新造船については、組立工場でほぼ完成させてクレーンによる進水を行う[8]ほか、隣接する東北ドック鉄工の2号ドックを使用してドック進水を行う場合もある[9]。また、船殻ブロックの積み出しの際も、東北ドック鉄工のドックエリアを通してクレーン作業を行う[10]。 沿革
関連会社
脚注
外部リンク |